2022.03.21

好調セルティックスをけん引するテイタム…球団OBのピアース「この男は特別さ」

テイタム(左)の活躍をピアース(右)が絶賛[写真]=Getty Images
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 2017-18シーズンにドラフト3位でボストン・セルティックスへ入団したジェイソン・テイタム。1年目から主力として活躍しており、1試合平均得点は初年度の13.9得点から26.8得点(2021-22シーズン3月21日時点)に伸びるなど、著しい成長を遂げている。

 今シーズン開幕直後は不調に悩まされたセルティックスだが、エースのテイタムを中心として徐々に勝ち星を重ね、2月のトレードではサンアントニオ・スパーズからデリック・ホワイトを獲得しガードの補強に成功。3月に入ってからは14日(現地時間13日)のダラス・マーベリックス戦以外の全試合に勝利しており、チーム状況も良好だ。

 7日のネッツ戦では54得点をマークするなど好調を維持しているテイタムだが、その活躍ぶりに殿堂入り選手のポール・ピアース(元セルティックスほか)が反応。『SiriusXM NBA Radio』に出演した際、「テイタムが球団史上最高の選手になりうる」と話した。

「この男は特別さ。数字を見てもそうだが、実際にプレーを見てみると得点を奪うときのスムーズさといったら。彼はボストンで優勝して、最も偉大なセルティックの一人になると信じている。それだけのポテンシャルがあるし、すべてを持っているよ」

 同じくスモールフォワードでセルティックスの優勝に貢献したピアースとしても、後輩に可能性を感じずにはいられないのだろう。まだ24歳と成長の余地を残しているテイタムに、先輩のピアースは熱い声援を送っている。

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