2022.03.30

今季のDPOYオッズでセルティックスの“パワーガード”マーカス・スマートがトップに

スマートはセルティックスが誇る好ディフェンダー[写真]=Getty Images
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 3月30日(現地時間29日、日付は以下同)。『PointsBet Sportsbook』が今季の最優秀守備選手賞(DPOY)のオッズを発表した。

 昨季までの4シーズン、DPOYはルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)が2018、19、21年、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が20年に獲得。今季NBAでプレーしている選手たちの中で受賞経験があるのはドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/17年)、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ/15、16年)、ドワイト・ハワード(ロサンゼルス・レイカーズ/09~11年)と、フォワードとセンターのみ。

 そんななか、30日に発表された最新オッズではボストン・セルティックスマーカス・スマートがトップに立った。190センチ99キロのパワーガードは18-19シーズンにハッスルアワード、18-19と19-20シーズンにオールディフェンシブファーストチームに選ばれた実績を持つ。

 30日を終えた時点で、セルティックスはイースタン・カンファレンス3位の47勝29敗という好成績を残しており、ディフェンシブ・レーティングで堂々リーグトップの105.9を誇っている。スマートはロバート・ウィリアムズ三世とともにディフェンシブ・アンカー役を務めており、チームに不可欠な存在。

 もしこのオッズどおりにスマートが受賞となれば、セルティックスの選手としては07-08シーズンのケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)以来で、ポイントガードとしては1995-96シーズンのゲイリー・ペイトン(元シアトル・スーパーソニックスほか)以来の快挙となる。

 セルティックスはウィリアムズ三世が左ひざの半月板断裂によって戦線離脱しており、レギュラーシーズン残り試合の全休が濃厚で、プレーオフ期間中に復帰できるかどうかという状況。

 そのなかでセルティックスの“ハート&ソウル”がレギュラーシーズン残り試合も活躍を続けることとなれば、スマートがDPOYに輝く可能性は十分ありそうだ。

 30日に『PointsBet Sportsbook』へ公開されたオッズは下記のとおり。
※チーム名は略称

■『PointsBet Sportsbook』による今季のDPOYオッズ
1位:マーカス・スマート(セルティックス/+110)
2位:バム・アデバヨ(ヒート/+375)
―位:ミケル・ブリッジズ(サンズ/+375)
4位:ルディ・ゴベア(ジャズ/+450)
5位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/+1400)
6位:ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/+2000)

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