2022.05.28

今POで大活躍したブランソン…マブスのオーナーは「彼は残りたいんだと私は思っている」

プレーオフでマブス躍進に貢献したブランソン[写真]=Getty Images
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 5月27日(現地時間26日)に行なわれたウェスタン・カンファレンス・ファイナル第5戦。ダラス・マーベリックスはゴールデンステイト・ウォリアーズに110-120で敗れたことで、1勝4敗でシリーズ敗退となり、今季を終えた。

 ウォリアーズとのウェスト決勝こそ5戦で幕を下ろしたとはいえ、今季マブスは大躍進を見せたと言っていい。球団史上初優勝を達成した2011年以来となるプレーオフ1回戦突破を飾ると、フェニックス・サンズとのカンファレンス・セミファイナルを0勝2敗でスタートし、2勝3敗で追い込まれながらも翌第6戦から2連勝で撃破。

 ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)の下、このチームはプレーオフで予想外の勝ち上がりを見せた。その中心はもちろんルカ・ドンチッチなのだが、ジェイレン・ブランソンの活躍なしにウェスト決勝へと駒を進めることはできなかった。

 ユタ・ジャズとのファーストラウンドで、マブスはドンチッチがケガのため最初の3戦を欠場し、下馬評はマブス劣勢だったのだが、ブランソンが第2戦で41得点、続く第3戦でも31得点の大暴れでチームへ2勝をもたらし、ドンチッチ復帰後も20得点以上を記録。

 25歳のスコアリングガードはジャズとのシリーズで平均27.8得点4.8リバウンド4.2アシスト、サンズとのシリーズでも平均18.7得点4.4リバウンド2.9アシストと活躍し、ウォリアーズとのウェスト決勝でもシリーズ平均18.0得点4.6リバウンド4.2アシストを残して最後まで戦い抜いた。

 そのブランソンは、マブスが4年5550万ドル(約70億4850万円)の延長契約をオファーしない場合、今夏制限なしフリーエージェント(FA)になる。

 もっとも、マブスのマーク・キューバン オーナーが「私たちはどこよりも多く払うことができる。彼は残りたいんだと私は思っている。それが最も重要なこと」と話していたことから、ブランソンは来季もマブスのユニフォームを身にまとってプレーしていくのではないだろうか。

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