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6月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行なわれたNBAドラフト2022で、1巡目のトップ10のうち、NCAAのビッグ10カンファレンスに所属するカレッジでプレーしていた3選手が指名された。
1巡目4位でアイオワ大学のキーガン・マレー(サクラメント・キングス)、同5位でパデュー大学のジェイデン・アイビー(デトロイト・ピストンズ)、同10位でウィスコンシン大学のジョニー・デイビス(ワシントン・ウィザーズ)がNBA入りへ向けて大きく前進。
7月3日に公開された『Rutgers Wire』に出演した元NBAスカウトのマイケル・ヴァンディガードは、キングスから指名されたマレーを高く評価していた。
「私はキーガン・マレーが上陸した場所を気に入っている。アイビーの持つスーパースターの素質も気になるところだが、彼はキングスへ最高にフィットするさ」。
21歳のマレーはラスベガスで開催された「NBA 2K23 サマーリーグ」で平均23.3得点7.0リバウンド2.0アシスト1.3スティールにフィールドゴール成功率50.0パーセント、3ポイント成功率40.0パーセント(平均3.5本成功)、フリースロー成功率80.8パーセントと安定したパフォーマンスを発揮して大会MVPに選出。
マイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)を新たな指揮官に据えたキングスで主軸を務めるのは司令塔兼トップスコアラーのディアロン・フォックスと元オールスタービッグマンのドマンタス・サボニス。その周囲を新加入のケビン・ハーター、ベテランのハリソン・バーンズが固めるのだが、マレーは先発パワーフォワードとして起用される見込みで、得点源の一角を務める可能性が十分ある。
すると元NBAスカウトはこのように続けていた。
「キングスの新たなカルチャーへ彼がどのようにしてフィットしていくかが楽しみだし、彼ならうまくできるだろう。キングスはサボニスに次いで、サイズがあって得点できる万能タイプのオフェンシブプレーヤーを必要としていた。私はフォックスとデイビオン・ミッチェル、サボニスが好きでね。彼(マレー)はあのチームのヤングコアへうまくフィットするさ」。
今季の新人王候補として、ドラフト全体1位指名のパオロ・バンケロ(オーランド・マジック)、同2位指名のチェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)といった選手たちが挙がっているのだが、マレーやアイビー、デイビスといったビッグ10カンファレンス出身のルーキーたちの活躍にも注目していきたい。
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