2022.10.05

待望のネッツデビューを飾ったベン・シモンズ「緊張するだろうなと思っていたけど…」

シモンズがプレシーズン初戦に出場[写真]=Getty Images
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 10月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツがホームのバークレイズ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレシーズン初戦に臨むも、108-127で敗れた。

 この試合、シクサーズではタイリース・マクシーが約14分の出場時間ながらゲームハイの20得点に3アシストをマーク。対するネッツはケビン・デュラントが13得点4リバウンド4アシスト、ニコラス・クラクストンとエドモンド・サムナーがそれぞれ12得点、ロイス・オニールが11得点、渡邊雄太が10得点を記録した。

 そしてこの日はベン・シモンズにとって待望のネッツデビュー戦に。カイリー・アービングのバウンズパスから豪快なダンクをたたき込むと、左ローポストでボールを保持しながら右ウィングへ鋭いパスをさばいてオニールの3ポイントをアシスト。右エルボーからジョー・ハリスの長距離砲を演出し、ファストブレイクから華麗なオーバーヘッドパスでダンクをお膳立て。

 第1クォーター終盤にフリースローの機会を得ると、会場からブーイングを浴びたこともあり、2本ともミスしてしまったとはいえ、約19分の出場で6得点4リバウンド5アシストとまずまずのスタッツを残した。

 今年2月にトレードでシクサーズからネッツへ移籍も、背中に椎間板ヘルニアを抱えていたこともあり、昨季全休に終わっていたシモンズにとっては大きな一歩となった。

「フロアに足を踏み入れることができたことがうれしいね。NBAのフロアへまた戻ってこれたんだ。すごく楽しめたよ」とシモンズはコート復帰に喜びをあらわにしていた。

「緊張するだろうなと思っていた。けどそうはならなかった。ワクワクしていたんだ」と振り返ったように、コートでのびのびとプレーする姿は今季の活躍を期待させるに十分だったと言えるだろう。

 ネッツは今後プレシーズンゲームを3試合こなし、20日にニューオーリンズ・ペリカンズとのレギュラーシーズン開幕戦を迎える。デュラント、カイリー、シモンズという新生ビッグ3が機能するのであれば、ネッツは決して侮れないチームとなるに違いない。

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