Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
NBAの2022-23シーズンがいよいよ開幕。現地メディアの「FADEAWAY WORLD」は新シーズンにおいて、センターのランキングを発表し、トップ25人の選手たちを選出した。
センターのトップ25人には、30代が4人となり、全盛期を迎える中堅や若手選手が多くランクインを果たした。パワーフォワードのランキングでも30代のベテランは4人と少なく、インサイドを支えるビッグマンたちは新たな時代を迎えている。
※所属チーム10月19日現在
※年齢はシーズン開幕の現地時間10月18日時点
1位:ニコラ・ヨキッチ(27歳/デンバー・ナゲッツ)
2位:ジョエル・エンビード(28歳/フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
3位:バム・アデバヨ(25歳/マイアミ・ヒート)
4位:ルディ・ゴベア(30歳/ミネソタ・ティンバーウルブズ)
5位:ディアンドレ・エイトン(24歳/フェニックス・サンズ)
6位:ジャレット・アレン(24歳/クリーブランド・キャバリアーズ)
7位:ドマンタス・サボニス(26歳/サクラメント・キングス)
8位:ロバート・ウィリアムズ三世(25歳/ボストン・セルティックス)
9位:ヨナス・バランチュナス(30歳/ニューオーリンズ・ペリカンズ)
10位:マイルズ・ターナー(26歳/インディアナ・ペイサーズ)
11位:ウェンデル・カーターJr.(23歳/オーランド・マジック)
12位:クリント・カペラ(28歳/アトランタ・ホークス)
13位:ニコラ・ブーチェビッチ(31歳/シカゴ・ブルズ)
14位:クリスタプス・ポルジンギス(27歳/ワシントン・ウィザーズ)
15位:ヤコブ・パートル(27歳/サンアントニオ・スパーズ)
16位:ボビー・ポーティス(27歳/ミルウォーキー・バックス)
17位:ミッチェル・ロビンソン(24歳/ニューヨーク・ニックス)
18位:アルぺラン・シェングン(20歳/ヒューストン・ロケッツ)
19位:ユスフ・ヌルキッチ(28歳/ポートランド・トレイルブレイザーズ)
20位:スティーブン・アダムズ(29歳/メンフィス・グリズリーズ)
21位:ブルック・ロペス(34歳/ミルウォーキー・バックス)
22位:イビツァ・ズバッツ(25歳/ロサンゼルス・クリッパーズ)
23位:ケボン・ルーニー(26歳/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
24位:プレシャス・アチウワ(23歳/トロント・ラプターズ)
25位:モー・バンバ(24歳/オーランド・マジック)
現地メディアから最高の評価を受けたのは、2年連続のシーズンMVPを受賞したナゲッツのヨキッチだ。ドラフト時は全体41位と下位指名ながら、トリプルダブルを量産する“ポイントセンター”へと成長し、新時代のビッグマンとしてリーグを席巻。ジャマール・マレーとマイケル・ポーターJr.の復帰により、個人スタッツの下降は予想されるが、球団初優勝に向けて万全の体制で今シーズンに挑む。
2位に輝いたのは、ヨキッチと双璧をなすセンターであるエンビード。昨シーズン前半はベン・シモンズ(ブルックリン・ネッツ)のトレード騒動によりチームは混沌を極めたが、大黒柱としてシクサーズをけん引し続け、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)以来となる得点王を獲得した。これまでプレーオフではカンファレンス・セミファイナル敗退を4度喫しているが、今シーズンこそジェームズ・ハーデンらとともに優勝を獲得することができるか。
3位に入ったのは、ヒートのアデバヨだ。フットワークと身体能力を兼ね備えたビッグマンは、オールディフェンシブ・セカンドチームに3年連続で選出。毎シーズン得点面でも成長を見せているが、オフシーズンに追加の戦力を獲得できなかったチームにおいて、アデバヨのステップアップが期待される。
ウルブズに新加入したゴベアは4位となった。9シーズンに渡ってユタ・ジャズの守護神として活躍したが、プレーオフではカンファレンス・ファイナル以上に進むことができず。今シーズンからツインタワーを結成するカール・アンソニー・タウンズとの連携が噛み合えば、これまで以上の成績が見えてくるはずだ。
5位にはサンズのエイトンがランクイン。現役最高クラスのパサーであるクリス・ポールのアシストを受け、昨シーズンはデビン・ブッカーに次ぐスコアラーとしても活躍した。主力メンバーを変えずに3度目のシーズンに臨むサンズだが、悲願の優勝には若手ビッグマンのさらなる成長が必要だ。
オフシーズンの勝ち組であるキャブズのアレンは6位となった。昨シーズンは平均得点とリバウンドでキャリアハイを記録し、オールスターにも選出。今シーズンもエバン・モーブリーとともに強力なフロントコートを形成する。
また、7位にはキングスのサボニスがランクイン。オールスター経験もあるビッグマンがディアロン・フォックスとコンビを組み、NBA史上ワーストの16シーズン連続プレーオフ不出場という記録に終止符を打てるか注目だ。
そのほかにも、成長著しいセルティックスのウィリアムズ三世や、ペリカンズのビッグ3を支える大黒柱のバランチュナス、2度のブロック王に輝くも毎年トレードの噂が飛び交っているペイサーズのターナーが、それぞれトップ10にランクインした。
また、昨シーズンに平均得点とリバウンドでキャリア初のダブルダブルをマークしたマジックのカーターJr.は、ブーチェビッチやポルジンギスなどオールスター経験者よりも上位の11位に名を連ねた。さらに、ランキングで最も若いロケッツのシェングンは18位に。オールラウンダーに活躍できる2年目のビッグマンは、ヨキッチやサボニスなど、多才な選手として成長が期待されている。
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