2022.12.22
11月24日(現地時間23日)、ニューオーリンズ・ペリカンズがサンアントニオ・スパーズと敵地で対戦し、129-110で勝利を飾った。
ザイオン・ウィリアムソンはこの試合でシーズンハイの32得点に加え、11リバウンド2スティールをマーク。フィールドゴール成功率は77.8パーセント(14/18)と高い数字を記録し、チームの勝利に大きく貢献した。
昨シーズンを全休したザイオンはここまで全18試合中13試合に出場すると、1試合平均23.1得点6.4リバウンド3.7アシスト1.1スティールと本来の存在感を発揮。ブランドン・イングラムとCJ・マッカラムとともにチームをけん引し、11勝7敗のペリカンズは現在ウェスタン・カンファレンスで同率2位と好調をキープしている。
そんなザイオンが長年にわたり課題としてきたのが、自身の体重問題だ。NBAの中でも屈指の身体能力とパワーを併せ持つが、重すぎる体ではプレー時の負担が大きく、度重なるケガの要因ともなっていた。一時期はザイオンの肥満度合いがSNSでも話題となるほどだったが、オフシーズンにはついに体重のコントロールに成功。万全の状態でキャリア4年目のシーズンに臨んでいる。
勝利の立役者となったスパーズ戦後、ザイオンはヒーローインタビューで翌日のサンクスギビングデイ(感謝祭)についての質問を受けた。サンクスギビングはアメリカやカナダなどで祝われる祝日の一つで、当日の夕食では親族や友人とメインディッシュに七面鳥を食べるのが習慣だ。
“You tryna set me up….no matter what I answer I give, social media gonna clown me. So no comment.”
Zion Williamson refused to say what his favorite Thanksgiving dish is 🤣 pic.twitter.com/wiOVx0QCOG
— Bleacher Report (@BleacherReport) November 24, 2022
好きな感謝祭での料理を聞かれたザイオンだったが、「あなたは僕をハメようとしていますね。何を答えてもソーシャルメディアは僕をバカにするでしょう。だからノーコメントです」と笑顔で返答。思わずインタビュアーも笑顔を見せ、現場は和やかな空気に包まれた。
SNSで体重問題についてネタにされるのはうんざりだというザイオン。この様子だと、今後も彼の体重はコントロールされ、高いレベルでのプレーが披露され続けるはずだ。そうなると、昨シーズンはザイオン抜きでもプレーオフに進出したペリカンズは、他チームにとって大きな脅威となるだろう。
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