2022.12.04

ビッグ3体制2季目のレブロンがバックス戦を「最も補完できたベストゲーム」と語る

ビッグ3の活躍もあってレイカーズがバックスを敵地で撃破[写真]=Getty Images
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 12月3日(現地時間2日、日付は以下同)に敵地で行われたミルウォーキー・バックス戦。ロサンゼルス・レイカーズは133-129で勝利し、ここ9試合を7勝2敗とした。

 見事勝利を手にしたレイカーズでは、アンソニー・デイビスがシーズンハイの44得点に10リバウンド4アシスト3ブロック、レブロン・ジェームズが28得点8リバウンド11アシスト2スティール、ラッセル・ウェストブルックが15得点7リバウンド11アシスト、ロニー・ウォーカー四世が14得点をマーク。

 そしてこの試合、レイカーズはリーグ2位の戦績を誇るバックスを相手に今シーズン最多の32アシスト、さらに同最小の4ターンオーバーに抑えるという試合運びを見せた。

 特に11アシストを記録したレブロンとウェストブルックがいずれもターンオーバーをゼロに抑え、チームメートたちの得点を演出したのである。

 昨シーズン、ウェスタン・カンファレンス11位の33勝49敗に終わったレイカーズにとって、大きな誤算となったのはレブロン、ウェストブルック、デイビスというビッグ3が相次ぐケガのためコート上で共演できなかったこと。レブロンが「俺たちがうまくいかなかった要因、それはフロアでほとんど一緒にプレーできなかったことにある。それが一番の要因だ」と語ったとおり、21試合しか戦えなかった。

 今シーズンもケガのため欠場することこそあったものの、ウェストブルックがシックスマンとなってチームにエナジーを持ち込んでおり、デイビスが9試合連続で20得点10リバウンド以上をマーク。レブロンはこのバックス戦をこのように振り返っていた。

「今夜は3人がそろってフロアに立ち、(オフェンスとディフェンスの)両サイドでプレーして、最も補完できたベストゲームになった気がしている。俺たちにはリズムがある。3人が試合を通してインパクトのあるプレーができている気がするんだ」

 イースタン・カンファレンスのチーム相手にアウェー6連戦がスタートしたレイカーズ。5日はワシントン・ウィザーズ戦が組まれており、7日にはクリーブランド・キャバリアーズ、翌8日にはトロント・ラプターズ、10日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、12日にはデトロイト・ピストンズ戦が控えている。

 そこでビッグ3を中心にレイカーズが白星を重ねることができれば、今シーズンの戦績(9勝12敗)はさらに上昇し、ウェスタン・カンファレンス13位から順位を上げていくことができるはずだ。

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