2022.12.10

左ヒザのACL断裂から復帰を目指すキャブズのリッキー・ルビオが5対5の練習へ参加

昨シーズン途中までキャブズでプレーしていたルビオ[写真]=Getty Images
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 12月10日(現地時間9日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズはサクラメント・キングスに95-106で敗れ、今シーズンの戦績を16勝10敗とした。

 イースタン・カンファレンス首位かつリーグベストの21勝5敗を誇るボストン・セルティックスと5.0ゲーム差、2位のミルウォーキー・バックス(18勝6敗)とは3.0ゲーム離れているとはいえ、ここまでイースト3位という好位置にいる。

 そうしたなか、10日に『The Athletic』はリッキー・ルビオの進捗状況を報じた。キャブズに在籍していた昨シーズン、ルビオは34試合(うち先発は8試合)で平均28.5分13.1得点4.1リバウンド6.6アシスト1.4スティールを残し、主にベンチからチームを支えてきた。

 だが昨年12月30日に左ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂という大ケガを負ってしまい、今年2月8日にインディアナ・ペイサーズへトレード。ただ、今夏にフリーエージェント(FA)としてキャブズと契約を結び、復帰に向けてリハビリに取り組んでいる。

 そして同メディアは、JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)がルビオについてこのように話していたと報じている。

「5対5でコンディションを整えている。5対5でぶつかることができているか、ためらいなしに反応できているかをね。彼は今、その状況でも問題ないと言える状態に到達した。それはとても重要なことだ」

 今シーズンのキャブズは、バックコートにダリアス・ガーランドドノバン・ミッチェルというオールスターガードがおり、ベンチにはキャリス・ルバートハウル・ネトが控えているものの、経験豊富な32歳のベテラン司令塔がケガから復帰となれば、バックコートの選手層は確実に増す。

 ただし、レギュラーシーズンは来年4月まで続く長丁場であり、今シーズンのキャブズはプレーオフ進出、さらにその先を見据えている。そのため、指揮官が「彼は正しい方向へ向かって一歩ずつ進んでいる」と話していたことから、チームとしてはあまりルビオの復帰を急かすことはせず、慎重に戦列復帰へ向けて歩みを進めることが予想されている。

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