2023.01.27
12月27日(現地時間26日、日付は以下同)。ポートランド・トレイルブレイザーズはアウェー6連戦を終えて7試合ぶりにホームのモーダ・センターでシャーロット・ホーネッツ戦に臨み、124-113で勝利を飾った。
この試合ではジェレミー・グラントがゲームハイの32得点に10リバウンド5アシスト2ブロック、ユスフ・ヌルキッチが28得点15リバウンド6アシスト2スティール3ブロック、アンファニー・サイモンズが18得点、デイミアン・リラードが17得点9アシスト2ブロック、ジョシュ・ハートが11得点13リバウンドと、スターター全員が2ケタ得点をマーク。
そして第1クォーター途中に、ブレイザーズの元チームメートやコーチたち、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を含む現役選手たちのビデオメッセージが流れると、会場に集まった1万9530人ものファンがスタンディングオベーションでリラードを祝福。
ブレイザーズ在籍11年目のリラードは、20日のオクラホマシティ・サンダー戦でクライド・ドレクスラー(元ブレイザーズほか)が保持していた1万8040得点を抜き、通算得点でフランチャイズ史上1位に浮上。このホーネッツ戦は、その快挙から初めて迎えたホームゲームだった。
「なんて言えばいいのか分からないよ。ちょっと年を取ったんだなって感じさせた。チームメートたちから感謝されたんだ。彼らのうちほとんどが俺より若いんだけどね。それに彼らはおそらく高校生の時にNBAでプレーする俺のことを見て育ってきた。でも今夜は彼らが祝福してくれているのを聞くことができた。彼らの声とリスペクトによる称賛のようなものだった。今夜はこれまでよりもそのことを感じることができたよ」
チームメートたちについてそう話していたリラードは、通算得点を1万8115まで伸ばした。そしてブレイザーズという球団で、キャリア平均24.7得点4.2リバウンド6.7アシストを誇るスコアリングガードは、ブレイザーズのファンについてこのように話していた。
「彼らは俺の最初のプレシーズンゲームからここまで、ずっと見てきてくれた。座りながらそう考えていたよ。俺は21歳の時から32歳になった今まで、ここにいるみんなの目の前でやってきたんだってね」
NBAキャリアをブレイザーズ一筋でプレーするリラードは、在籍年数でもジェローム・カーシー(元ブレイザーズほか)と並んで歴代2位タイの11シーズン目。来シーズン終了後には、11シーズン半のドレクスラーを抜き、球団史上単独1位となる。
久々のホームゲームを終えたブレイザーズは、2022年最後の試合として、31日にウォリアーズとのアウェーゲームへ臨む。
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