2023.01.24

トレードが決まった八村塁、レイカーズは今夏に延長契約を結ぶ意向と現地メディアが報道

ウィザーズからレイカーズ移籍が正式に決まった八村[写真]=Getty Images
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 1月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズとロサンゼルス・レイカーズが正式にトレードを発表。八村塁がレイカーズ、ケンドリック・ナンとドラフト2巡目指名権3本がウィザーズへそれぞれ動くこととなった。

 当初、『The Athletic』はウェスタン・カンファレンスに所属する複数のチームは、八村が持つ得点力を必要とし、獲得に関心を示していると報じていた。結局レイカーズ入りとなったのだが、同メディアのシャムズ・シャラニア記者は八村の移籍先として最終候補になっていたのはレイカーズとフェニックス・サンズ、インディアナ・ペイサーズと話しており、『Hoops Hype』はダラス・マーベリックスとサクラメント・キングスが獲得に関心を示していて、『Hoops Wire』は先日その候補の1つにユタ・ジャズが入っていたと報じていた。

 NBAキャリア4年目の八村は、今シーズンここまで30試合の出場で平均24.3分13.0得点4.3リバウンド1.2アシストをマーク。203センチ104キロのサイズがあり、ミッドレンジから繰り出すプルアップジャンパーが最大の持ち味。2月8日に25歳を迎える日本人フォワードは、開幕前にウィザーズと延長契約を締結できなかったため、今シーズン終了後に制限付きフリーエージェント(FA)になるのだが、『ESPN』によると、レイカーズはこの男と今夏に延長契約を結ぶ意向だという。

 現在、レイカーズはアンソニー・デイビスがケガのため離脱しており、直近4試合ではバックコートにデニス・シュルーダーパトリック・ベバリー、フロントコートにレブロン・ジェームズとトロイ・ブラウンJr.、トーマス・ブライアントを先発起用して3勝1敗を記録。

 同メディアは八村がレブロンの控えに入り、ウィザーズでチームメートだったラッセル・ウェストブルック、さらにはオースティン・リーブス、ウェニエン・ガブリエルらとセカンドユニットを務めると予想している。

 レイカーズは、ミッドレンジジャンパーとコーナーからの3ポイントシュートを決める能力があることを示してきた八村をサイズのあるウイングディフェンダーとしても信じている。『ESPN Stats & Info』によると、ここ2シーズンでキャッチ&シュートの3ポイントシュートで成功率40.8パーセントを残しており、キャリア全体でもキャッチ&シュートから長距離砲を35.1パーセントの確率で決めてきた。

 昨シーズン、プレーオフ進出を逃しているレイカーズは、今シーズンも23日を終えた時点でウェスト12位の22勝25敗。まずはプレーイン・トーナメント進出圏内まで順位を上げるべく戦っており、八村には即戦力として期待がかかっていると言えるだろう。

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