2023.01.24
1月22日(現地時間21日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズがオーランド・マジックとホームで対戦。試合後の八村やウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチのコメントを、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。
29分59秒の出場でキャリア最多タイとなる30得点に加え、5リバウンド2ブロックと躍動し、ウィザーズの勝利に大きく貢献した八村は、試合後のヒーローインタビューで「(キャリアハイ更新には)1点足りなかったけど、いい勝利を収めることができました」と心境を語った。
前回試合のニューヨーク・ニックス戦では、チームは勝利したものの自身は無得点に終わった。「僕にとっては前の試合はタフな試合でした。今日の試合まで中2日あったので、メンタル的に切り替える必要があり、練習で(修正点に)取り組み、映像を見て、コーチ陣と話し合うことで切り替えることができました」と語った八村は、ゲームハイの30得点というハイパフォーマンスで、見事なカムバックを成し遂げた。
また、アンセルドJr.HCは試合後の会見で、「シュートが1、2本決まって、どんどん波に乗っていった。3ポイントが決まったことで、相手は彼を3ポイントラインから弾き出そうとしたが、彼はミッドレンジシュートに切り替え、バランス良く攻めた。持ち味のプルアップジャンパーを生かした積極的なプレーが良かった」と的確なオフェンスにより、大車輪の活躍を見せた八村を称えた。
ウィザーズはチーム全体で34アシストを記録。八村も味方のパスから高確率に得点を伸ばしたが、「スペーシングが良かったので、塁は常にいるべきところにいた。チームメートのドライブからのキックアウトを生かし、コーナーやスロット(ウィングとトップの間)から3ポイントを決め切った」と八村のプレーについて分析した。
さらに、「ニューヨークでは苦戦したが、しっかりと切り替えて活躍した」と八村の復調についても触れると、「昨シーズンに彼の3ポイントが成長して、高確率で決められるようになった。相手が彼の3ポイントを警戒するようになり、ドライブがより効果的になったし、今まで以上にリバウンドからプッシュすることも意識するようになっている」と八村の成長点についても語った。
2連勝を飾ったウィザーズは、25日(現地24日)よりアウェーでの5連戦がスタート。初戦の相手は今シーズン絶好調のルカ・ドンチッチ擁するダラス・マーベリックスだ。
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