1月22日（現地時間21日）、NBAのレギュラーシーズンが行われ、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズはオーランド・マジックとホームで対戦した。

　カイル・クーズマの3ポイントシュートで先制したウィザーズは、スターター陣が猛攻を仕掛けて37－26とリードして第1クォーターを終える。続く第2クォーター、序盤に八村が連続3ポイントを沈めると、ドライブではマジックのディフェンスをこじ開け、タフなレイアップを決めきる。さらに、プルアップジャンパーも決めて八村が10得点を連取。ウィザーズは70－57とリードを広げて試合を折り返した。

　迎えた第3クォーター、開始からマジックのマーケル・フルツやパオロ・バンケロに長距離砲を決められるが、中盤には八村がこの試合3本目の3ポイントをヒット。シュートタッチが冴え渡る八村は、積極的なアタックから得意のミドルレンジジャンパーを次々と沈めると、終盤には鋭いドライブからのレイアップでも得点を伸ばす。このクォーターで11得点を積み重ねた八村の活躍もあり、100－91とウィザーズがリードを保って最終クォーターへ。

　勝負の第4クォーターでも、デロン・ライトやクーズマのパスから、プルアップのジャンプシュートを決め続ける八村。中盤にはブラッドリー・ビールのアシストから得点を奪い、キャリア4度目となる30得点に到達した。終盤にアウトサイドシュートが立て続けに決まったウィザーズは、マジックに付け入る隙を与えず、138－118で快勝した。

　2連勝としたウィザーズは、クーズマが25得点10リバウンド6アシスト、ビールが17得点8アシスト、ライトが15得点8アシストをマーク。また、17得点を挙げたクリスタプス・ポルジンギスは、左足首の捻挫により、第3クォーター途中から欠場となった。

　ゲームハイの得点を挙げた八村は、29分59秒の出場でキャリア最多タイとなる30得点に加え、5リバウンド2ブロックと躍動。フィールドゴール成功率は59.1パーセント（13／22）と高確率に得点を伸ばし、ベンチから爆発力を発揮した。

■試合結果
ワシントン・ウィザーズ　138－118　オーランド・マジック
WAS｜37｜33｜30｜38｜＝138
ORL｜26｜31｜34｜27｜＝118