2023.04.29
2月20日(現地時間19日、日付は以下同)。ユタ州ソルトレイクシティにあるビビント・アリーナで開催された「NBAオールスターゲーム2023」は、1万7886人が会場へ詰めかけた。
試合はヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がキャプテンを務める「チーム・ヤニス」が184-175でレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)率いる「チーム・レブロン」を下し、MVPにはオールスター史上最多の55得点を奪ったボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが選ばれた。
もっとも、『SPORTS MEDIA WATCH』によると、『TNT』と『TBS』を合算したこの試合の視聴率は2.2パーセントで、視聴者数は459万人。NBAオールスター史上、最も低い数字に終わったという。
昨年までのデータで、最も低かった視聴率は2021、2022年の3.1パーセント、視聴者数は2021年の600万人。昨年は視聴率3.1パーセント、視聴者数628万人だったことから、前年比で視聴率は29パーセント、視聴者数が27パーセント減少したことになる。
今年のオールスターゲームは、約1週間前ではなく試合直前にドラフトしてロスターを形成するシステムを採用も、スターター枠で選出されていたステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)がケガのため欠場。
さらに、当日は右手首を捻挫していたアデトクンボが試合開始から20秒のみ、レブロンも前半で右手を打撲したことで後半を欠場と、両キャプテンがコートに立てない時間が多かった。
オールスターゲームは、リーグを代表するスター選手たちが競演する豪華な一戦なのだが、ここでケガをしてしまうとレギュラーシーズン後半戦やプレーオフにも影響を及ぼしてしまうことから、なかなか本来のアグレッシブなプレーは見ることができない。
だが、「チーム・レブロン」で最多の35得点をマークしたジェイレン・ブラウン(セルティックス)は、試合後に「あれはバスケットボールじゃなかった。ただのハイライトで、レイアップとジャンプショットばかりだ」とコメント。
この試合におけるフリースロー試投数は「チーム・ヤニス」が4本で、「チーム・レブロン」は皆無。両チーム合わせて126本の長距離砲が飛び交う乱打戦となったこともあり、もっと競い合える激しいゲームを望んでいた。
「チーム・レブロン」の指揮官を務めたデンバー・ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)も「この場にいること、最高の週末で素晴らしい選手たちと過ごすことができて私は光栄だ。でも最悪なバスケットボールのゲームだった」と口にし、「それを修正できるのか私には分からない」と試合後に話していた。
NBAがオールスターへドラフト制を導入して6年が経過。今回はスター選手たちのケガが目立ってしまったとはいえ、インディアナポリスで開催される来年のオールスターでは、なにかシステムやフォーマットを変更することになるかもしれない。
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