2023.03.20

約2カ月間の離脱を余儀なくされたサンズのランドリー・シャメットが復帰戦で10得点

サンズ在籍2年目のシャメット[写真]=Getty Images
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 3月20日(現地時間19日、日付は以下同)。フェニックス・サンズはオクラホマシティ・サンダー戦でデビン・ブッカーがゲームハイの46得点、クリス・ポールが14得点6リバウンド13アシスト3スティールを残すも、120-124で落とした。

 この試合でサンズはケビン・デュラントが左足首捻挫、ディアンドレ・エイトンが右股関節打撲のため欠場。4連勝後の5試合を1勝4敗とし、今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス4位の38勝33敗とした。

 そんななか、この試合でシューターのランドリー・シャメットが戦列復帰。約20分のプレータイムで3本の3ポイントシュート成功を含む10得点に2アシスト1スティールと、上々のパフォーマンスを披露。

 サンズ在籍2年目の26歳は、今シーズン30試合の出場で平均21.4分9.5得点1.7リバウンド2.2アシストに3ポイントシュート成功率37.7パーセント(平均2.0本成功)を残していたのだが、右足を痛めたことで1月中旬から欠場が続いていた。

 地元メディア『Arizona Republic』によると、シャメットは疲労骨折する寸前だったという。「プレーすることはできる。けど痛みがあったんだ。最悪な場合、最終的には骨折になってしまう。ラッキーなことに、僕らは早いうちに見つけることができた。良かったよ。それで治したんだ」

 シュート力に定評のあるシャメットについて、モンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)は「彼は物事を容易にしてくれるファシリテーターで、ディフェンスもできる。我々のディフェンスが新たなレベルへ向かうための手助けをしてくれる気がしている」と期待を寄せている。

 レギュラーシーズンも残り11試合。プレーオフ進出はまだ決定していないものの、指揮官からの信頼も勝ち取ったシャメットの復帰は、今後に向けて好材料と言っていいはずだ。

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