2023.04.24
3月6日(現地時間5日、日付は以下同)。フェニックス・サンズとダラス・マーベリックスが激突。同点12度、リードチェンジ13度の末に最終スコア130-126で、サンズが敵地でマブスを下した。
この試合、サンズではケビン・デュラントがゲームハイの37得点に7リバウンド3アシスト、デビン・ブッカーが36得点5リバウンド10アシストとスコアラーたちが爆発。
対するマブスも、ルカ・ドンチッチが34得点9リバウンド4アシスト、カイリー・アービングが30得点4リバウンド7アシストと、両チーム合わせて4選手が30得点超えというハイスコアリングゲームとなった。
直近4試合で1勝3敗としたマブスに対し、サンズはデュラントが新天地デビュー後に無傷の3連勝。7日を終えた時点で、サンズはウェスタン・カンファレンス4位の36勝29敗、マブスは7位の33勝32敗としている。
デュラントはサンズ加入後の3試合で平均26.7得点7.3リバウンド3.7アシスト1.3ブロックにフィールドゴール成功率69.0パーセント、3ポイントシュート成功率53.8パーセント(平均2.3本成功)をマーク。
ブッカーもここ3戦で平均36.0得点5.3リバウンド7.7アシスト。さらにフィールドゴール成功率56.0パーセント、3ポイントシュート成功率50.0パーセントを残し、週間MVPにも選ばれた。
そしてデュラントとブッカーは、デュオを組んだ最初の3試合でなんと188得点(平均62.7得点)を荒稼ぎ。『ESPN Stats & Info』によると、初めてタッグを組んだ最初の3試合で残した188得点は、NBA歴代4位だという。
新生サンズの超強烈なデュオを上回る得点をたたき出してきたのは、いずれもウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)が絡んだものだった。
歴代トップは1961-62シーズンのチェンバレンとヨーク・ラリースの計210得点、続いて2位は1962-63シーズンのチェンバレンとウェイン・ハイタワーの計197得点、3位は1961-62シーズンのチェンバレンとトム・メシャリーの計194得点。
つまり、今シーズン途中にサンズで結成されたデュラントとブッカーは、ここまで約60年ぶりとなる高得点を荒稼ぎしていることになる。サンズの次戦は9日のオクラホマシティ・サンダー戦。このスーパーデュオがホームのフットプリント・センターで初共演することから、4戦目も高得点を残すことになるかもしれない。
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