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4月20日(現地時間19日、日付は以下同)。ウェスタン・カンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズと、第2シードのメンフィス・グリズリーズによる「NBAプレーオフ2023」ファーストラウンド第2戦が行われた。
ホームのフェデックス・フォーラムでシリーズ初戦を落としていたグリズリーズは、オールスターガードのジャ・モラントが右手の痛みのため欠場も、ディフェンシブ・レーティングでリーグ3位の110.7を記録したディフェンス力を駆使してレイカーズへ襲い掛かった。
第1戦でフィールドゴール成功率53.3パーセント(49/92)、3ポイントシュート成功率43.2パーセント(16/37)で128得点を奪っていたレイカーズは、この第2戦では一転してフィールドゴール成功率41.2パーセント(35/85)、3ポイントシュート成功率26.9パーセント(7/26)と不発。
グリズリーズはこの試合で3年目のゼイビア・ティルマンSr.がいずれもプレーオフキャリアハイとなる22得点13リバウンドと大暴れ。さらにジャレン・ジャクソンJr.が18得点9リバウンド3ブロック、デズモンド・ベインが17得点4リバウンド、ルーク・ケナ―ドが13得点6リバウンド、ディロン・ブルックスが12得点、タイアス・ジョーンズが10得点6リバウンド8アシストをマークし、103-93で制してシリーズ戦績を1勝1敗のタイとした。
『ESPN Stats & Info』によると、レイカーズは相手選手が腕を伸ばしてコンテストされた際のフィールドゴール成功率がわずか24パーセントに終わり、今年のプレーオフへ出場したどのチームよりも、ここまでで最も低い成功率に。
それでも、この日ゲームハイの28得点に12リバウンドを残したレブロン・ジェームズは、プレーオフ通算103度目の20得点10リバウンド以上を記録し、ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)と並んで歴代4位タイに。レブロンとダンカンの上にいるのは、シャックことシャキール・オニール(元レイカーズほか)、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)のみ。
なお、レブロンが25得点10リバウンド以上を達成したのは88度目。これはシャックと並んで歴代トップタイへ浮上した。
また、第1戦でチームトップの29得点を奪った八村塁は、第2戦でも第3クォーターに両チーム最多の11得点を奪うなど計20得点に5リバウンド2アシスト。レブロンに次ぐ得点を残した日本人フォワードは、1996年のアービン“マジック”ジョンソン以来初となる、プレーオフでベンチスタートながら2試合連続20得点以上をマークしたレイカーズの選手となった。
これでレイカーズとグリズリーズのシリーズは1勝1敗。第3戦は、23日にレイカーズのホーム、クリプトドットコム・アリーナで開催されることとなる。
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