2023.06.05

ファイナル第2戦でヒートが3点差の白星…ナゲッツは今季PO無敗だったホームで敗戦

ヒートがアウェーで勝利し、シリーズをタイに戻した[写真]=Getty Images
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 6月5日(現地時間4日)、「NBAファイナル2023」の第2戦が行われ、イースタン・カンファレンス王者のマイアミ・ヒートがアウェーのボール・アリーナでウェスタン・カンファレンスを制したデンバー・ナゲッツと対戦した。

 第1戦に敗れたヒートは、ケイレブ・マーティンをスタメンから外し、代わりに3試合連続で欠場していたケビン・ラブを先発メンバーに加えた。

 試合開始からマックス・ストゥルースの2本の3ポイントと、ゲイブ・ビンセントの得点で、ヒートが10-2のランを作る。ナゲッツのニコラ・ヨキッチに第1クォーターだけで11得点を奪われるが、ストゥルースが計4本の長距離砲を沈め、26-23とヒートがリードして最初の12分間を終えた。

 続く第2クォーター序盤、ナゲッツに逆転を許すと、そこからブルース・ブラウン、ジェフ・グリーンジャマール・マレーアーロン・ゴードンと立て続けに4本の3ポイントを決められる。ヒートもビンセント、ジミー・バトラー、ラブの3人が3ポイントを沈めて応戦するが、51-57で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤にビンセントの3ポイントやバム・アデバヨの得点でヒートが同点とする。しかし、ヨキッチにこの12分間で18得点を奪われると、逆転には至らず、75-83で最終クォーターへ。

得点を量産し、この試合でもナゲッツをけん引したヨキッチ(左)[写真]=Getty Images

 勝負の第4クォーターでは、ここまで無得点だったダンカン・ロビンソンが躍動。2本の3ポイントを含む10得点を約2分間で挙げると、ヒートがリードする展開に。ヨキッチの得点は止められないものの、アシストを抑えることに成功したヒートは、バトラーやアデバヨの得点で最後までリードを守り抜き、111-108で大きな勝利を手にした。

 シリーズを1勝1敗のタイに戻したヒートは、ビンセントが23得点、バトラーが21得点9アシスト、アデバヨが21得点9リバウンド、ストゥルースが14得点、ラブが6得点10リバウンドをマークした。

 一方のナゲッツは、ヨキッチが41得点11リバウンド4アシスト、マレーが18得点10アシスト、ゴードンが12得点7リバウンド、ブラウンが11得点5リバウンドを挙げたものの、今シーズンのプレーオフで無敗の9連勝中だったホームで初黒星を喫した。

■試合結果
デンバー・ナゲッツ 108-111 マイアミ・ヒート
DEN|23|34|26|25|=108
MIA|26|25|24|36|=111