2023.06.17

マイケル・ジョーダンがホーネッツの過半数の株式を売却…13年間のオーナー体制に終止符

13年間にわたってホーネッツのオーナーを務めてきたジョーダン[写真]=Getty Images
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 6月17日(現地時間16日)。シャーロット・ホーネッツは、オーナーを務めるマイケル・ジョーダンが保有する過半数の株式を売却することで合意したと発表した。『ESPN』によると、売却額はおよそ30億ドル(約4230億円)になるという。

 現役時代、シカゴ・ブルズとワシントン・ウィザーズで計15シーズンをプレーしたジョーダンは、ブルズで計6度(1991~1993、1996~1998年)の優勝とファイナルMVP、シーズンMVPに5度選ばれたほか、10度の得点王や14度のオールスター、11度のオールNBAチーム、9度のオールディフェンシブチーム選出を誇るスーパースター。

 2010年にホーネッツのオーナーとなり、13年間にわたって務めてきたのだが、今回の売却合意によって、ジョーダン体制が終焉を迎えることとなった。

 この日ホーネッツ・スポーツ&エンターテインメント(HSE)は、ジョーダンに代わってゲイブ・プロトキンとリック・シュナルが主導するグループと合意したことを明かしている。2019年にホーネッツの少数株式を保有し、同年からNBA理事会の代替理事を務めているプロトキンは、『Tallwoods Capital』社の創設者で、最高投資責任者を務める人物。

 一方、『Clayton, Dubilier & Rice』社に27年間勤めている共同社長のシュナルは、アトランタ・ホークスの重要な小株主で、2015年からNBA理事会の代替理事を務めている。シュナルはホークスの株式の売却を進めており、今後数週間で完了する見込み。

 なお、この買収グループには、アーティストのJ.コールやシンガーソングライターのエリック・チャーチ、地元シャーロットの投資家たち、そのほかの投資家たちも含まれるという。

 また、買収の一環として、ジョーダンはチームの少数株式を保持する予定で、NBA理事会の承認が必要となる。買収の対象にはホーネッツのほか、HSEが所有するグリーンズボロ・スウォーム(ホーネッツ傘下のGリーグチーム)、ホーネッツ・ベノムGT(NBA 2K League)、ホームアリーナのスペクトラム・センターの経営・運営も含まれることとなる。

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