2023.09.25
7月初頭に所属球団のポートランド・トレイルブレイザーズへトレードを要求したデイミアン・リラード。本人はマイアミ・ヒートへの移籍を希望しているが、依然として両チーム間でのトレードトークに大きな動きは見られていない。
現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア氏によると、リラードはブレイザーズ、もしくはヒートのみでトレーニングキャンプに参加する意向を示していた。その一方、ブレイザーズのホームであるオレゴン州の現地紙『The Oregonian/OregonLive』によると、その主張は部分的に異なっているようだ。
当初は頑なにヒートへのトレードを求めていたリラードだが、彼を含めた一部選手の強引な移籍要求について、リーグは契約不履行に対する警告を通達。移籍先が希望のチームでなければ活動に参加しないなど、労使協定に違反する行動が見られた場合、処分を科す可能性を示唆している。
リーグからの知らせを受け、7度のオールスターに選出されたスコアリングガードは態度を軟化。リラードと彼の代理人を務めるアーロン・グッドウィン氏は声明を発表し、どのチームに移籍しても契約を遵守すると述べた。
2022-23シーズンは58試合に出場し、自己最多の1試合平均32.2得点を挙げたリラード。加えて同4.8リバウンド7.3アシストもマークするなど、7月に33歳を迎えたベテランはパフォーマンスを維持している。
このままトレードトークが平行線をたどれば、リラードはブレイザーズのトレーニングキャンプへと参加することになる。レギュラーシーズンの開幕まで約1ケ月に迫っているなか、ベテランガードはどのチームでプレーするだろうか。
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