2023.10.05

クラブ上層部と揉めたハーデンが残留決意か…チーム練習に参加し同僚も歓迎ムード

チーム練習に姿を見せたジェームス・ハーデン[写真]=Getty Images
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 10月4日(日本時間5日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズジェームズ・ハーデンが、チーム練習へ合流したことがわかった。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。

 シクサーズのゼネラルマネージャー、ダリル・モーリー氏への問題発言で罰金処分が下されるなど、チームとの軋轢が明るみとなっていたハーデン。現地2日に行われたメディアデーと、翌3日に行われたトレーニングキャンプに姿を見せず、その去就に注目が集まっていたが、4日の練習に参加し、予定されていたほとんどのメニューを消化したとのこと。その様子を見守っていたニック・ナースヘッドコーチは「状態も良さそうだし、フィジカルコンディションも問題なさそうだった」とハーデンの状態について語ったという。

 依然としてハーデンに移籍の可能性があることは変わらないが、ナースHCはチームに合流したハーデンが残留することに期待を寄せ、チームメートのトバイアス・ハリスも「彼は練習に参加して僕らと競い合い、何かを成し遂げたいと望んでいることが伝わってきた。本当に重要なのは、彼のエネルギーと努力だと思う」と、ハーデンの意思を尊重するコメントを残した。

 今回のトレーニング参加によって、シクサーズ残留の可能性が色濃くなったハーデン。周囲は多くを語るものの、自身はその心境や去就について、長きに渡り公としていない。練習参加が彼なりの意思表示であったのだろうか。約3週間後のレギュラーシーズン開幕までに、その答え合わせをしたいところだ。

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