2023.11.07
10月28日(現地時間27日、日付は以下同)にゴールデン1・センターで開催されたゴールデンステイト・ウォリアーズとサクラメント・キングスによる一戦は、122-114でアウェーのウォリアーズが勝利を収めた。
昨シーズン、リーグトップの平均120.7得点を残したキングスと、同2位の平均118.9得点をマークしたウォリアーズは、「NBAプレーオフ2023」のファーストラウンドで激突し、最終第7戦まで競い合った。
その第7戦で50得点の超絶パフォーマンスを見せたウォリアーズのステフィン・カリーが、この日も7本の3ポイントシュートを放り込み、ゲームハイの41得点に4リバウンド4アシスト2スティールの大暴れ。
キングスはオールスターガードのディアロン・フォックスが最終クォーターだけで22得点を奪い、計39得点に4リバウンド4アシスト2スティールを残すも、残り43秒に8点差へ広がる長距離砲をカリーに決められて万事休す。
「ショットが決まり始めると、あとは彼に対してタフにして、彼の手からボールを離すようにするしかない。でもそれは難しいことなんだ」とフォックスは振り返る。
ちなみに、この試合の前日にフォックスは『アンダーアーマー』のカリーブランド初のプロアスリートとして契約を結んだばかり。両選手は最新モデル「カリー11」のニューカラー“DOMAINE(ドメイン)”を着用して激しいスコアリングバトルを演じた。
『StatMuse』によると、この試合で35歳のカリーは30歳になってから通算33回目の40得点超え。3位のコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ/30回)をすでに上回っており、ウォリアーズのフランチャイズプレーヤーを上回るのはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/44回)のみ。
30歳を迎えてから、40得点以上を30回以上もたたき出したのはこの3選手のみということからも、カリーの爆発力がリーグ史上屈指ということが分かるはず。
30日のヒューストン・ロケッツ戦に向けて、ウォリアーズはカリーの出場ステータスを左足の痛みのためクエスチョナブル(Questionable=不確か)としたため、プレーするかは微妙ながら、今シーズンもカリーはリーグ最高級の実力者と言っていいだろう。
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