前人未到の領域を突き進む職人芸…カリーがNBA史上初の250試合連続3P成功

250試合連続で3ポイントシュートに成功したステフィン・カリー [写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが11月2日（現地時間1日）、サクラメント・キングス戦で3ポイントシュートを決め、自身が持つレギュラーシーズンの3ポイント連続成功記録を「250試合」まで伸ばした。

　先発出場したカリーは、フィンガーロールでこの試合初得点を挙げると、第2クォーター残り6分19秒にドレイモンド・グリーンのアシストを受けて、トップから3ポイントを成功。約32分の出場で4本の3ポイントを含むチーム最多21得点をマークし、チームも最終盤までもつれた激戦を白星で飾った。

　これまで2度のシーズンMVPや、4度のNBAチャンピオンに輝くなど、タイトルを欲しいがままにしてきたカリー。特に彼の代名詞でもある3ポイントについては、1シーズンにおける成功本数（402本）や、通算成功本数（3418本※更新中）でも歴代トップに立つなど、数々の新記録を樹立してきた。

　この試合で節目を迎えた3ポイントの連続試合記録がスタートしたのは、2018－19シーズンのこと。2018年11月10日（同9日）のミルウォーキー・バックス戦で4本の3ポイントをすべて外すと、この試合で鼠径部を負傷し、約1カ月戦線離脱。その後の復帰戦となった同年12月2日（同1日）のデトロイト・ピストンズ戦から記録を伸ばし続けてきた。

　NBA15年目の今シーズンは、ここまで全5試合に出場し、平均31.0得点、3ポイント成功率45.9パーセントと、代名詞の長距離砲も健在。現在も更新し続けている記録をどこまで伸ばすのか。衰え知らずの35歳から目が離せない。

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