2023.12.25

優勝候補セルティックスで貴重な働きを見せるデリック・ホワイトがNBA史上初の記録

セルティックスで先発を務めるホワイト[写真]=Getty Images
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 12月25日(現地時間24日、日付は以下同)を終えた時点で、ボストン・セルティックスは22勝6敗でイースタン・カンファレンス首位。ホームのTDガーデンでは14戦無敗を誇っている。

 このチームにはジェイソン・テイタムジェイレン・ブラウンクリスタプス・ポルジンギスという平均19.0得点以上を記録するビッグ3がいるのだが、先発バックコートを務めるデリック・ホワイトドリュー・ホリデーも平均2ケタ得点を残し、チームに不可欠な存在として活躍している。

 特にセルティックス在籍3年目を迎えたホワイトは、ここまでいずれもキャリアハイとなる平均16.5得点4.0リバウンド5.0アシスト1.2スティールを残しており、フィールドゴール成功率48.9パーセント、3ポイントシュート成功率42.2パーセント(平均2.8本成功)、フリースロー成功率87.7パーセントと、高精度なショットも光る。

 そして193センチ86キロのガードは平均1.2ブロックでも自己最高の数字を残している。昨シーズンにオールディフェンシブセカンドチーム入りを飾った29歳は、ガードながら4試合連続で3ブロックを記録中。

 地元メディア『NBC Sports Boston』によると、セルティックスの選手が4試合連続で3ブロック以上を残したのは2021年のロバート・ウィリアムズ三世(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)以来で、ガードとしては球団史上初だという。

 さらに、ホワイトは20日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で7本、翌21日のサクラメント・キングス戦でも6本の3ポイントシュートを決めていたことから、2試合連続で3ポイントシュートを6本以上成功、3本以上のブロックを記録したNBA史上初の選手になったと『ESPN』が報じている。

 こうしたデータからも、優勝候補セルティックスでスターターの一角を務めるホワイトは、攻防両面で貴重な働きを見せていることが分かるはず。なお、チームは現在アウェー4連戦中で、最終日となる26日にロサンゼルス・レイカーズとのクリスマスゲームへ臨む。

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