2023.12.25

ボールボーイとの接触でマブス戦を欠場したウェンバンヤマ…指揮官は「不慮の事故」と反応

予期せぬ事故でマブス戦を欠場したウェンバンヤマ(中央)[写真]=Getty Images
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 12月24日(現地時間23日)、サンアントニオ・スパーズは敵地でダラス・マーベリックスと対戦。今年のドラフト1位指名、ビクター・ウェンバンヤマを一目見ようと会場へ訪れたファンもいただろうが、ゲームに彼が出場することはなかった。

 というのも試合前のウォームアップ中、ウェンバンヤマにはある“アクシデント”が発生。ゲームに向けてチームスタッフと調整を続けているなか、ウェンバンヤマがドライブからレイアップを決めた際、タイミングが悪くボールボーイの足を踏んでしまう。

 ウェンバンヤマはそのまま出場するつもりだったようだが、チームは右足首の捻挫と判断し、彼を欠場させることに。『NBA.com』のルーキーランキング1位を欠いたスパーズはデイフェンスに精彩を欠き、119-144と大量失点を許しての黒星となった。

 試合後の記者会見に出席したスパーズのグレッグ・ポポビッチヘッドコーチは「プレーオフの試合だったら、おそらく起用していただろう」とコメント。「本人は残念だったと思うが」と大型新人の心中を察しつつ、「以前も足首のケガをして時間制限がついているのだから、ここは慎重に行くべきだろう。これは不慮の事故だったね」とコメントした。

 今シーズン、ウェンバンヤマは25試合に出場し、1試合平均18.5得点10.7リバウンド2.8アシスト1.4スティールを挙げて平均ダブルダブルを継続中。チームは4勝24敗でウェスタン・カンファレンスの最下位に沈んでいるものの、着実に実力を伸ばしている。

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