2024.01.18

ウォリアーズのデヤン・ミロイェヴィッチACが逝去…ジャズ戦は延期に

2021年にヨーロッパでコーチをしていた当時のミロイェヴィッチ[写真]=Getty Images
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 現地時間1月17日。ゴールデンステイト・ウォリアーズは、元プロバスケットボール選手でアシスタントコーチ(AC)を務めてきたデヤン・ミロイェヴィッチ(享年46)が亡くなったことを発表した。

 チーム側のリリースによると、ミロイェヴィッチACは前日夜のチームディナーの際に心臓発作を起こし、ユタ州ソルトレイクシティにある病院へ搬送。救命措置されるもこの日帰らぬ人となった。

デヤン・ミロイェヴィッチの突然の逝去により、我々は絶大な悲しみに打ちひしがれています。ウォリアーズに関わるすべての人々にとって、衝撃的で悲惨なことであり、彼の家族や友人、そして彼とともに仕事をすることができた我々全員にとって信じられないほど難しい時です。我々は彼の妻ナターシャ、彼らの子どもたちであるニコラとマーシャとともに悲しんでいます。彼らのためにも哀悼の意を表します」

 ウォリアーズはリリースでそう綴り、NBAは18日(現地時間17日、日付は以下同)に予定されていたユタ・ジャズ戦の延期を発表。今後チームはホームへ戻り、20日から31日にかけて本拠地チェイス・センターで5連戦が組まれている。

 セルビア出身のミロイェヴィッチは、ウォリアーズのACを3シーズン務めて2022年のリーグ制覇に貢献したほか、ヨーロッパでコーチをしていた時にはニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)やイビツァ・ズバッツ(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ボバン・マリヤノビッチ(ヒューストン・ロケッツ)とも交流があった。

 ウォリアーズという組織だけでなく、ミロイェヴィッチを知るすべての人たちは突然の訃報にショックを隠し切れないことだろう。彼の家族と球団へ、お悔やみ申し上げます。