2024.01.28

ジョエル・エンビードがナゲッツ戦を欠場…2シーズン連続のMVP選出に黄信号

今季11度目の欠場となったエンビード[写真]=Getty Images
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 1月28日(現地時間27日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは敵地ボール・アリーナでデンバー・ナゲッツ戦が組まれており、昨シーズンのMVPジョエル・エンビードとファイナルMVPニコラ・ヨキッチによる“MVP対決”が期待されていた。

 ところが、エンビードは17日のナゲッツ戦で41得点7リバウンド10アシストを残してシクサーズの勝利に大きく貢献したものの、この日は試合前のウォームアップ時にメディカルスタッフが左ヒザの不調と判断し、欠場することとなった。

 試合はポール・リードが30得点13リバウンド、ケリー・ウーブレイJr.が25得点5リバウンド4アシスト2ブロックを残すなど計4選手が2ケタ得点を残すも、105-111でナゲッツに軍配。

 これでエンビードは今シーズン44試合を終えた時点で11度目の欠場。昨夏から新たなCBA(労使協定)が適用されたため、今シーズンはMVPやオールNBAチームなどのアウォードへ選出されるためには、82試合のうち65試合以上の出場が必須条件となったため、2シーズン連続でMVPに選出されるためには、あと6試合しか欠場ができないこととなる。

 エンビードは現時点でリーグベストの平均36.0得点に11.4リバウンド5.8アシスト1.1スティール1.8ブロックにフィールドゴール成功率53.9パーセント、フリースロー成功率88.3パーセントという申し分ない成績を残しているものの、今後7試合以上を欠場となると、MVPなどのアウォードの対象外となってしまう。

 レギュラーシーズンは2月のオールスターブレイクを挟んでプレーオフやプレーイン・トーナメントに向けた順位争いが激化するだけに、エンビードが健康体を維持していくことができるかは気になるところだ。

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