2024.06.27
ニューヨーク・ニックスは、3月19日(現地時間18日、日付は以下同)に敵地チェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズを119-112で下し、4連勝を飾った。
ウォリアーズへ一度もリードを許さずに完勝したニックスでは、オールスターガードのジェイレン・ブランソンがゲームハイの34得点に5リバウンド7アシスト、先発起用されたマイルズ・マクブライドが6本の長距離砲を沈めてキャリアハイの29得点、ドンテ・ディビンチェンゾが18得点4リバウンド、アイザイア・ハーテンスタインが13得点10リバウンド4アシスト2スティールを記録。
ジュリアス・ランドルというオールスターフォワードを肩のケガで欠くほか、OG・アヌノビー(ヒジ)、ミッチェル・ロビンソン(足首)も離脱しているニックスだが、ここ6戦で5勝1敗と白星先行で、20日を終えた時点でイースタン・カンファレンス4位の41勝27敗としている。
そしてこの日のウォリアーズ戦で、ジョシュ・ハートが今シーズンリーグ初となる48分間にフル出場。29歳のウイングは10得点に加えていずれも両チーム最多の11リバウンド11アシストをマークし、今シーズン5度目のトリプルダブルで勝利に大きく貢献。
「ジョシュがこなしている仕事は言葉では言い尽くせないな。ジョシュのタフネスさはこの試合の我々にとって非常に大きかった」と、トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は在籍2年目の男の仕事ぶりを称えていた。
ニックスで初のフルシーズンを送る今シーズン。ハートは67試合の出場で平均32.4分9.1得点8.1リバウンド3.7アシストをマーク。オールスターブレイク後はここまで全13試合で38分以上、11試合で40分以上もコートに立ち続けている。
しかも、昨シーズンまでトリプルダブルを達成したことがなかった男は、今シーズンだけで5度、それを直近21試合で残しているのだから驚きだ。リーグ有数のタフガイは、イースト上位のニックスで攻防両面に渡って貴重な存在となっていることは間違いない。
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