2024.05.07

マブスがジェイソン・キッドHCと延長契約を締結…就任3季目で2度目のプレーオフへ導く

マブスをプレーオフへ導いたキッドHC[写真]=Getty Images
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 5月7日(現地時間6日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスは、ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)と複数年の延長契約を締結したことを発表した。

 ルカ・ドンチッチカイリー・アービングというスーパースターを擁するマブスは、「NBAプレーオフ2024」のウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンドでロサンゼルス・クリッパーズを4勝2敗で撃破。8日からオクラホマシティ・サンダーとのカンファレンス・セミファイナルがスタートする。

 マブスのニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)は、リリースのなかでキッドHCについてこう述べている。

「ジェイソンのことは長いこと知っていますが、このチームの前進を導くうえで、彼以上にふさわしい適任者は考えられません。NBAで優勝を経験し、殿堂入りしている元選手のジェイソンには、この役割を担うにあたり、ほかの人には真似できない豊富な経験と専門的な知識があります。彼は選手たちやリーグの多くの人たちから信頼と尊敬を得ています。HC在任期間を通じ、彼が育成を助けてきた成功の土台と文化を基に、これから先も築き上げていく中で、私は彼と一緒に働いていくのを楽しみにしています」

 現役時代にポイントガードとして19シーズンをプレーし、3度のNBAファイナル進出、2011年にはマブスの球団史上初優勝に貢献してきたキッドは、いずれもNBA歴代2位の通算1万2091アシスト、2684スティール、同6位のトリプルダブル107回を達成。

 引退後はブルックリン・ネッツ、ミルウォーキー・バックスで指揮を執り、ロサンゼルス・レイカーズで2019-20シーズンにアシスタントコーチ(AC)として優勝も経験してきた。

 2021-22シーズンからマブスの指揮官へ就任すると、2022年のプレーオフではカンファレンス・ファイナル進出を飾った。昨シーズンはプレーオフ出場を逃すも、今シーズンはウェスト5位の50勝32敗へ導き、就任3シーズンで2度目のプレーオフ出場を果たしている。

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