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代表落選のブラウン、引き続きSNSで持論を主張…グラント・ヒルに対し「がっかり」

代表から落選したセルティックスのジェイレン・ブラウン [写真] = Getty Images
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 パリオリンピックで2連勝を飾り、既に決勝トーナメント進出を決めているアメリカ代表。錚々たるメンバーの中、ディフェンスや3ポイント成功率で活躍を見せているデリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)は、開幕直前にカワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)の離脱によって追加招集されたメンバーである。

 ホワイトが追加招集された際、セルティックスのチームメートであり昨シーズンのファイナルMVPに輝いたジェイレン・ブラウンは、自身のSNSアカウントでナイキ契約選手が優先的に選出されていることを疑うようなコメントを残した。チームUSAのマネージングディレクターを務めるグラント・ヒルは、7月27日(現地26日)の現地番組『The Dan Patrick Show』で改めてこれを否定した。

「(今回の選出について)陰謀説だと言われているよね。良い内容であれば陰謀説は大好きなんだけど、今回の件については完全にバスケットボールを考えた上での決断だよ。タフな決断だった」

 ヒルは番組の中で、選考過程でブラウンのエージェントにもコンタクトしていることを明かし、4位に終わった「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の経験を踏まえ、ロスターのバランスを考えた上でホワイトを選出したと説明している。

 当のブラウンは今回のヒルの説明に全く納得がいっていないようで、番組放送の翌日にX(旧Twitter)上で以下の投稿を残し、ヒルを名指しで批判している。

「グラント・ヒルが僕のことを陰謀論者と呼んでいるが、がっかりだ。僕は21歳から(NBA選手会の)副会長をしている。この世界のことについてよく理解しているんだ」

 自身の姿勢を崩さないブラウンの主張はノイズのようにも聞こえてしまう部分があるが、少なくともホワイトはじめチームUSAの選手陣には本件に気を取られることなく、契約ブランドや所属チームの垣根を越えて一致団結してほしいばかりだ。

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