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「職場で“お父さん”とは呼ばせない」レブロン、息子ブロニーとの関係性について語る

パリオリンピックでは息子ブロニーの前で雄姿を見せたレブロン [写真] = Getty Images
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 8月27日(現地時間25日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズレブロン・ジェームズが制作に携わるトーク番組『The Shop』特別編の予告動画が公開された。

 この番組はレブロンがエグゼクティブ・プロデューサーを務める会社「Uninterrupted」と現地放送局である「HBO」が共同で2018年にスタートしたものであり、床屋を舞台に各界の著名人が台本のない会話を繰り広げる内容で人気を博している。過去にはバラク・オバマ前大統領やラッパーのスヌープ・ドッグといったセレブリティや、カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)をはじめとしたNBA選手も多く出演している。

 予告動画では、パリを舞台にレブロンと俳優のダムソン・イドリス、ミュージシャンのテムスらが観客の前でトークショーを行う様子が公開されている。会話の中でレブロンは息子ブロニー・ジェームズロサンゼルス・レイカーズ)との関係性について問われ、「練習中やロッカールームで、ブロニーは君のことをDad(お父さん)と呼ぶことになるの?」と質問を受けている。

 この質問に対しレブロンは「いいやだめだね。それについてはもう決めてある」と即答し、次のように続けた。

「職場で“お父さん”とは呼ばせないよ。家から出て、家の門が閉まったら切り替えるんだ。車の中や家では再び“お父さん”って呼んでも良いけど、職場では例えば“23”(背番号)や“ブロン”って呼ばないと。“GOAT”(史上最高の選手を指すスラング)でも良いよ、彼がそう呼びたければね」

 トークショーのためかいつもより饒舌なレブロンは、ブロニーから“GOAT”と呼ばれても構わないと発言して観客の笑いを誘った。親子が同じ職場で働くこと自体は一般社会でもあり得ることではあるものの、それが世界最高峰のプロバスケットボールリーグで、さらにその中でも最も伝統あるチームのひとつで起こるという事実に、世界中から注目が集まっている。

 この番組は8月30日(現地時間29日)にYouTube公式チャンネルで公開される予定。

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