2024.09.19
8月27日(現地時間26日)。『Responsible Gaming』へ、ケニー・スミス(元ヒューストン・ロケッツほか)のインタビューが公開された。
現役時代にポイントガード(PG)として10シーズンをプレーしたスミスは、1994、1995年にロケッツが2連覇した当時先発PGを務めた実力者。レギュラーシーズン通算737試合でキャリア平均12.8得点2.0リバウンド5.5アシスト1.0スティールに3ポイントシュート成功率39.9パーセント(平均0.9本成功)をマーク。
現在『TNT』の番組“Inside the NBA”でチャールズ・バークリー(元フェニックス・サンズほか)やシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)らとアナリストを務めるスミスは、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)の今後について持論を展開した。
昨シーズンにNBA歴代2位タイのキャリア21年目をプレーしたレブロンは、39歳で現役最年長ながら、71試合の出場で平均25.7得点7.3リバウンド8.3アシスト1.3スティールを残してオールスターとオールNBAサードチームに名を連ねた。
アメリカ代表として出場した今夏のパリオリンピックでは、大会平均24.5分14.2得点6.8リバウンド8.5アシスト1.3スティールにフィールドゴール成功率66.0パーセントを残し、大会MVPとオールスター5(大会ベスト5)に選出。
レブロンは今夏レイカーズと2年契約(2年目はプレーヤーオプション)を結んだことで、ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)と並んでNBA歴代最長タイのキャリア22シーズン目を迎える。
レイカーズは今年のドラフト2巡目全体55位で長男ブロニー・ジェームズを指名したことで、今シーズンはNBA史上初の“親子共演”も期待されているなか、スミスはこう話していた。
「彼はレイカーとしてキャリアを終えることになると思う。これはあくまで私の個人的な意見だ。彼とも、影響力がある人物とも話したわけではないがね」
今シーズンもレイカーズの主軸としてプレーするレブロンは、年末に40歳になる。これまでNBAでも40歳以上の選手たちがプレーしてきたのだが、レブロンの場合は別格で、一線級の活躍が期待されている。
もしかすると、今シーズンがレブロンの最後になるかもしれないのだが、スミスはその後もNBAでプレーするにしても、この男が“パープル&ゴールド”の一員としてキャリアを終えることになると見ていた。
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