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ブロニーと“息子対決”なるか…カーメロの息子キヤンがNBA入りへの意欲を語る

父親カーメロ(左)とオリンピックを観戦するキヤン(右)
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 2023年に現役を引退した元NBA選手カーメロ・アンソニー(元ニューヨーク・ニックスほか)の息子キヤン・アンソニーが、カーメロのポッドキャスト番組『7PM in Brooklyn』に出演。先にNBA入りを果たしたブロニー・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)について言及した。

 パリオリンピックではカーメロとともにコートサイドでアメリカ代表の試合を観戦していた様子も記憶に新しいキヤンだが、共演したカーメロやポール・ジョージ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)との会話の中で、ブロニーについて次のように語っている。

「彼(ブロニー)はNBA選手としての一歩を歩み始めた。真似をするわけではないけど、彼の後に続いてリーグ入りし、彼のいる場所に辿り着くチャンスは僕にもあると思っている。本当にすごいことだと思うんだ。彼にはメールもしたし、電話でも話したよ。父親と一緒にプレーするなんてクレイジーだよ。僕からしたら、あり得ない」

 2007年生まれのキヤンは現在17才。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)の次男でありブロニーの弟にあたるブライス・ジェームズと同い年であり、昨年ラスベガスで行われたアマチュアの大会ではキヤンとブライスがチームメートとして共に試合を戦った過去もある。レブロン一家と繋がりの深いキヤンは「高校時代のように、再び彼と対戦することになるだろうね」と、NBAの舞台でブロニーと対戦することに意欲を燃やす。

 キヤンの父親カーメロは、シラキュース大学でNCAAトーナメント優勝を果たしたのち、レブロンと同じ2003年のドラフトでデンバー・ナゲッツに入団しNBAデビューを果たした。ナゲッツとニックスでキャリアの最盛期を迎えたカーメロは、ニックス在籍時の2013年には得点王に輝き、レブロンとともに2000年代から2010年代のNBAを代表する選手となっている。

 2021-22シーズンではレイカーズでチームメートにもなっているレブロンとカーメロだが、それぞれの息子たちがNBAで対決する日が近づいているかも知れない。現地メディア『Lakers Nation』によれば、ブロニーはルーキーシーズンをGリーグで過ごすことが濃厚とされているが、果たしてキヤンとともにリーグの時代を築く選手になることができるか。二世選手の将来に注目が集まる。

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