2024.02.25

「13、14歳の頃から憧れてきた」カーメロを超えたデュラントが通算得点で歴代9位へ浮上

歴代9位まで順位を上げたデュラント[写真]=Getty Images
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 フェニックス・サンズは、2月24日(現地時間23日、日付は以下同)のヒューストン・ロケッツ戦を110-114で落としたことで、23日のダラス・マーベリックス戦に続き、オールスターブレイク明けで2戦全敗となった。

 それでも、ケビン・デュラントはゲームハイの28得点に11リバウンド8アシスト2ブロックの大活躍。レギュラーシーズン通算2万8296得点とし、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか/2万8289得点)を抜き、NBA歴代9位へ浮上。

 ロケッツ戦後、35歳のスーパースコアラーは「今はそのことについて考えるのは難しい。俺たちは2連敗してしまったんだ。最悪さ」と悔しさをにじませるも、“カーメロ超え”についてはこう話していた。

「でも自分のゲーム、キャリアにおいてこれが意味することを軽蔑したくはない。偉大な選手たちと並んで上位にいることは光栄だ。そこへたどり着くためにはものすごい努力を必要としたんだから」

 NBAで19シーズンをプレーしてきたカーメロは、ポストプレーにドライブ、ジャンパー、3ポイントと難なく決め切るオフェンス力を持ち味とし、キャリア平均22.5得点6.2リバウンド2.7アシストを残してきた実力者。

 アメリカ代表でチームメートとなり、オリンピックで2度の金メダルをともに勝ち取ってきたカーメロについて、デュラントはこう語っていた。

「カーメロには13、14歳の頃から憧れてきた。その彼と得点で同じカテゴリーに入ることができてうれしいね。彼は長い間、俺に基準というものを定めてくれた。だから彼の記録を超えたことは俺にとってすごくクールなんだ」

 今シーズンも平均28.1得点というハイアベレージを残すデュラントが次に狙うのは歴代8位のシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか/2万8596得点)。両者の差は300得点で、残り25試合あるため、長期離脱さえなければ、今シーズン中に8位まで順位を上げることができるだろう。

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