レイカーズ指揮官がバンダービルトの現状を語る「彼は復帰に向けて取り組んでいる」

今年2月上旬からコートへ立てていないバンダービルト[写真]=Getty Images

　ロサンゼルス・レイカーズ在籍2年目となった2023－24シーズン。ジャレッド・バンダービルトはかかとや背中のケガに悩まされて開幕に出遅れ、昨年12月上旬にシーズンデビューを飾るも、今年2月2日（現地時間1日、日付は以下同）のボストン・セルティックス戦で右足を負傷したことで戦線離脱し、計29試合の出場で終えた。

　オフシーズンに手術を断行したバンダービルトは、プレシーズンゲームここまでの3試合を全休していて、復帰時期も定まっていないのだが、レイカーズのJJ・レディックHC（ヘッドコーチ）は10月23日のレギュラーシーズン開幕戦（対ミネソタ・ティンバーウルブズ）で出場することを望んでいると地元メディア『Orange County Register』が報じている。

「彼はまだコンタクトありの練習ができていない。コンタクトなしの練習にも参加できてないんだ。だが我々は現時点でもシーズン開幕の復帰を目指している。復帰へ向けて強化するプロセスを踏んでいくことで出場可能になるかもしれない。ただ、そのためには何の問題もないことが条件になる。彼は復帰に向けて取り組んでいる」

　レイカーズの先発陣はバックコートにディアンジェロ・ラッセルとオースティン・リーブス、フロントコートにレブロン・ジェームズ、八村塁、アンソニー・デイビスとすでに決まっている。

　バンダービルトは一時スターターの一角を務めたエネルギッシュなディフェンダーで、相手選手をしつこく追いかけ回す203センチ97キロのフォワード。レギュラーシーズン開幕時にこの男がローテーション入りできるなら、レイカーズにとっても貴重な戦力となるに違いない。