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名古屋Dが開幕11連勝…指揮官が齋藤拓実に絶大な信頼「拓実がコートにいる時はタイムアウトを取る必要がない」

富山戦で14得点10アシストをマークした齋藤拓実[写真]=B.LEAGUE
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 11月7日、「りそなグループ B.LEAGUE 2026-27 B.LEAGUE PREMIER リーグ戦」がYKK AP ARENAで行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが富山グラウジーズを93-80で下した。開幕から無敗を維持する名古屋Dは、連勝を「11」まで伸ばした。

 名古屋Dは第1クォーターを22-15で終えると、勢いそのままに45-35と10点リードで試合を折り返した。後半には富山の追い上げを受けたものの、最終クォーターを22-18で制し、13点差で勝利。シーズン成績を11勝0敗とした。

 チームをコントロールしたのが、ポイントガードの齋藤拓実だ。23分38秒の出場でフィールドゴール11本中5本、フリースロー2本すべてを成功させ、14得点10アシストを記録。得点とアシストでダブルダブルを達成し、さらに1スティールもマークした。

 名古屋Dではアーロン・ヘンリーが19分45秒の出場でゲームハイの27得点を挙げたほか、スコット・エサトンが19得点11リバウンド、ライアン・ルーサーが18得点7リバウンドを記録。齋藤とエサトンがそれぞれダブルダブルを達成し、先発4選手が2ケタ得点を挙げた。

 試合後、クラブは公式Xを通じて、ロイ・ラナヘッドコーチと齋藤のコメントを公開。ラナHCは「悪い内容ではなかったものの、決して素晴らしい試合だったとは言えませんでした」と振り返りながらも、「そのような中でも、終盤は拓実とアーロンが本当にチームを助けてくれました。こうした勝利は特別なものなので、今日は少しの間、この勝利の喜びを味わいたいと思います」と、難しい展開で勝ち切った選手たちを評価した。

 両チームにファウルが多く、名古屋Dが思うように集中力を保てない場面もあったという。それでも、ラナHCは「自分たちは勝つ方法を見つけることができました」と、精神的に崩れることなく戦い抜いたチームを称賛。特に齋藤については、「拓実はポイントガードとしてチームのエンジンとなり、チームを一つにまとめてくれました」と司令塔として果たした役割を高く評価した。

 また、富山に追い上げられた場面でタイムアウトを取らず、選手たちに対応を委ねた理由にも言及。「デッドボールの時間が何度かあったので、その間に少し話をすることができました。拓実がコートにいるときは、ほとんどの場合、タイムアウトを取る必要はありません。それくらい私は選手たちを信頼していますし、経験豊富なチームだと思っています」と、齋藤を中心とする選手たちへ厚い信頼を寄せた。

 一方の齋藤は、第4クォーターのオフィシャルタイムアウト前まで我慢の時間帯が続いたと説明。富山が仕掛けたボックスワンやゾーンディフェンス、両チームのファウルトラブルによって思うようにリズムを作れなかったものの、「ずっと我慢し続けて、最後は点差を離すことができたことはすごく良かったなと思います」と、終盤に突き放したチームの戦いを評価した。

 14得点10アシストという結果を残しながらも、自身のパフォーマンスについては「コート上でゲームメークできている時間帯と、そうではない時間帯が明らかな部分があったので、そこはもっと上達しなければいけない」と課題も口にした。

 無敗のまま11連勝を達成した名古屋D。ラナHCが「拓実がコートにいるときは、ほとんどの場合、タイムアウトを取る必要はない」と語るほどの信頼を受ける齋藤が、得点とゲームメークの両面でチームの快進撃を支えている。

■試合結果
富山グラウジーズ 80-93 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
富 山|15|20|27|18|=80
名古屋D|22|23|26|22|=93

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