2024.10.20
ミルウォーキー・バックスは、ヤニス・アデトクンボとクリス・ミドルトンを中心にブルック・ロペスやボビー・ポーティスといったコアメンバーを擁してチーム強化を続け、2021年のプレーオフを制してフランチャイズ史上2度目の優勝を達成した。
だが翌2022年はカンファレンス・セミファイナル、2023、2024年はいずれもファーストラウンド敗退。ただ、2022年はミドルトンがケガでシリーズ全休となる中で、ボストン・セルティックス相手に最終第7戦まで持ち込む奮闘を見せていた。
2023年はリーグベストの58勝24敗でレギュラーシーズンを終えるも、アデトクンボがケガのため2試合を欠場。ジミー・バトラーの大活躍を許してしまい、第8シードのマイアミ・ヒートに1勝4敗でアップセットを許すことに。
昨シーズンはイースタン・カンファレンス3位の49勝33敗で第3シードで臨んだものの、アデトクンボがケガでシリーズ全休、デイミアン・リラードも2試合を欠場とベストメンバーがそろわず、第6シードのインディアナ・ペイサーズに2勝4敗で敗れた。
バックスは昨シーズン途中にドック・リバースHC(ヘッドコーチ)を迎え、今オフにはトーリアン・プリンス、ゲイリー・トレントJr.、デロン・ライトという即戦力のベテラン陣を補強し、充実のロスターを形成。
とはいえ、今シーズンもこのチームがプレーオフを勝ち上がってファイナル進出、そして頂点に舞い戻ることができるかは現時点で誰にも分からない。
10月17日(現地時間16日、日付は以下同)に『The Athletic』へ公開された記事の中で、アデトクンボは近くを歩いていたバックスのスタッフをつかまえて、苦笑いを浮かべながら「もし僕らが今年(チャンピオンシップを)勝ち取れなかったら、君は解雇されてしまうのか? 心のどこかで『今年このチームがうまくいかなければどうなってしまうんだ…』という思いがあるんでしょ?」と問いかけ、自身の考えをこう口にしていた。
「そうさ、もし僕らがチャンピオンシップを勝ち取れなければ、僕はトレードされてしまうかもしれない。それがこの仕事であって、僕らはその世界で生きている。みんな同じなんだ」
NBAは約6カ月間のレギュラーシーズンを戦い、プレーオフで4戦先勝(最大7戦)のシリーズを4つも勝ち抜かなければリーグ制覇を達成できない長丁場かつタフな世界。
契約内容にトレード拒否権をもつ選手が数人いるとはいえ、先発級やオールスター、あるいはそれぞれのチームの看板選手がトレードされてしまうケースもある。
アデトクンボの現行契約は2026-27シーズンまでで、翌2027-28シーズンがプレーヤーオプション。29歳のフォワードはリーグを代表する実力者だけに、バックスがこの男をトレードする可能性は限りなく低いものの、24日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で幕を開ける2024-25シーズンは、重要な1年と言えるだろう。
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