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ウォリアーズ在籍13年目のグリーン「心の底から、ここでキャリアを終えると信じている」

ウォリアーズで新たなシーズンに臨むグリーン[写真]=Getty Images
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 ゴールデンステイト・ウォリアーズは、プレシーズンゲーム5戦全勝をマークし、10月19日(現地時間18日、日付は以下同)にロサンゼルス・レイカーズとの最終戦を迎えた。

 ウォリアーズ一筋、在籍13年目を迎えたドレイモンド・グリーンは、プレシーズン4試合の出場で平均17.4分7.3得点3.8リバウンド2.5アシストにフィールドゴール成功率55.0パーセントを残し、今シーズンもスターターの一角を務める。

 このチームには在籍16年目のステフィン・カリーというフランチャイズプレーヤーが健在ながら、これまでともにプレーして4度の優勝を分かち合ったクレイ・トンプソンが今オフにダラス・マーベリックスへ移籍。

 19日に『Andscape』へ公開された記事の中で、グリーンは昨シーズンまで13シーズン(実働11シーズン)も一緒に過ごしてきたトンプソンの退団についてこう語っていた。

「クレイが離れたことは、同じチームにいることがずっと続くわけじゃないと思い出させてくれた。ある日、誰にだって終わりが来るってこと。クレイがいなくなったことで、それがもろいもので、変わってしまうと気付かされた。このリーグではすべてが一瞬で変わってしまう。俺にとっては明日になれば同じチームにいないかもしれないという注意になった」

 2022年にカリー、トンプソン、グリーンのビッグ3体制で4度目の優勝後、ウォリアーズは徐々に停滞。昨シーズンは3年ぶりにプレーオフ出場を逃していた。

 今シーズンのウォリアーズは、カリーとグリーンに加えてアンドリュー・ウィギンズジョナサン・クミンガブランディン・ポジェムスキートレイス・ジャクソン・デイビスといった昨シーズンの布陣にバディ・ヒールドカイル・アンダーソン、ディアンソニー・メルトンを加えたロスターで臨む。

 その中で、攻防両面で重要な役割をこなす34歳のベテランフォワードは、今後のキャリアをこのように話していた。

「正直に言えば、心の底から、俺はここでキャリアを終えることになると信じている。だが状況は変わってしまうんだ。それが現実なのさ。それに、自分ではコントロールできないことだってある。ウォリアーズがコントロールできないこともあるんだ。それがスポーツってやつなのさ。そういうビジネスなんだ」

 大混戦のウェスタン・カンファレンスでプレーオフ復帰を目指すウォリアーズは、24日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦でレギュラーシーズンが幕を開ける。グリーンがどれだけチームの勝利を助ける働きを見せることができるか注目していきたい。

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