2024.09.25
制限なしFA(フリーエージェント)として迎えた今夏、パトリック・ベバリーはイスラエルのハポエル・テル・アビブBCへ移籍した。
昨シーズンまで12年間も在籍したNBAで、ベバリーはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、カワイ・レナード、ジェームズ・ハーデン(いずれもロサンゼルス・クリッパーズ)といった大物選手たちとプレーしてきた実績を持つ。
そうした中、9月12日(現地時間11日)に公開された自身のポッドキャスト番組“The Pat Bev Podcast with Rone”の最新エピソードで、ベバリーが現在のNBAにおける4番ポジション、パワーフォワードのトップ5について話していた。
「カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)に、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、アーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ)か。4番はあまり多くないんだ」
リーグにはレブロンやケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、さらには昨シーズン途中からミルウォーキー・バックスで共闘したヤニス・アデトクンボといった実力者たちがいるのだが、ベバリーは彼らを4番とは見ておらず、3番(スモールフォワード)と見ているという。
「グリーク・フリーク(アデトクンボの愛称)は4番じゃない。彼は3番なのさ。俺ならグリークをウェンビー(ビクター・ウェンバンヤマ/サンアントニオ・スパーズ)やブロン、KD(デュラント)たちと同じポジションに入れる。ポジションレス・バスケットボールってやつさ。7フィート(213センチ)ってだけで、4番に入れるのか?」
持論を展開すると、ベバリーはゴードンを外し、自身が考えるパワーフォワードのトップ5をこう語っていた。
「カール・アンソニー・タウンズ、ザイオン(ウィリアムソン/ニューオーリンズ・ペリカンズ)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)、ラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)。あとはドレイモンドも間違いなくまだいる。これが俺のリストだな」
ウルブズ時代の元同僚タウンズを筆頭に、リーグ有数のパワーフォワード陣が名を連ねた。その一方、ベバリーからするとレブロンやデュラント、アデトクンボ、ウェンバンヤマは“別格”に映っているようだ。
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