2024.11.15
11月14日(現地時間13日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズは、敵地ウェルズファーゴ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズ相手に114-106で勝利し、今シーズン開幕から続く連勝を13へと伸ばした。
この試合ではダリアス・ガーランドが25得点5リバウンド6アシスト、第4クォーターだけで13得点を荒稼ぎしたドノバン・ミッチェルが計23得点に13リバウンド9アシスト2スティール、エバン・モーブリーが14得点7リバウンド、ジャレット・アレンが11得点12リバウンドを残した。
昨シーズンまで2年連続でプレーオフ出場を飾っていたキャバリアーズは、JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ/現デトロイト・ピストンズHC)に代わり、ケニー・アトキンソンHCが就任し、ここまでオフェンシブ・レーティング120.9でリーグ2位、ディフェンシブ・レーティング109.9でも同6位の好成績。勝率5割以上の相手にも3戦無敗で、第4クォーター残り5分で5点差以内の接戦を指すクラッチ・シチュエーションでも6戦無敗と見事に勝ち切っている。
レギュラーシーズン開幕から無傷の13連勝はNBA史上わずか6チーム目。歴代トップは2015-16シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズ(24連勝)で、歴代2位タイには1993-94シーズンのヒューストン・ロケッツ、1948-49シーズンのワシントン・キャピトルズの15連勝。4位タイには2002-03シーズンのダラス・マーベリックス、1957-58シーズンのボストン・セルティックスで14連勝を残している。
14日を終えて2位のセルティックス(10勝3敗)に3.0ゲーム差をつけているキャバリアーズは16日にシカゴ・ブルズ戦、18日にシャーロット・ホーネッツ戦(いずれもホームゲーム)が組まれており、もしその2試合も勝利すれば、歴代2位タイへと順位を上げることになるだけに必見だ。
なお、これまでに開幕14連勝以上を達成した5チームのうち、NBAチャンピオンまで上りつめたのはロケッツのみ。ウォリアーズ、キャピトルズ(BAA)、セルティックスはファイナルで敗退、マブスはカンファレンス・ファイナルで敗退している。
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