2時間前

マブスとウォリアーズの一戦で3ポイント成功数計48本のNBA新記録が誕生

トリプルダブルの大活躍を見せたドンチッチ[写真]=Getty Images
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 12月16日(現地時間15日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ2024」の準々決勝に敗れてトーナメント敗退となったゴールデンステイト・ウォリアーズダラス・マーベリックスが、レギュラーシーズン追加試合としてウォリアーズのホーム、チェイス・センターで激突した。

 両チームは11月13日にグループリーグ初戦で対戦し、ウォリアーズが120-117で勝利。昨シーズンまで在籍し、今夏マブスへ移籍したクレイ・トンプソンの凱旋試合として注目を集めていた一戦は“スプラッシュ・ブラザーズ”の相棒ステフィン・カリーがゲームハイの37得点に6リバウンド9アシスト2ブロックと驚異的なパフォーマンスを披露。

 今シーズン2度目となったこの日は、前半を終えてウォリアーズが32投中18本(成功率56.3パーセント)の3ポイントシュートを決めてハーフにおけるNBA最多タイ記録をマーク。

 だが相手のマブスも成功率48.0パーセント(12/25)とアウトサイドショットが好調で、両チーム合わせて計30本成功と、ハーフにおけるNBA新記録を樹立し、マブスが81-74とリード。

 後半に入っても両チームはスコアを伸ばしていき、終わってみれば143-133でアウェーのマブスに軍配。ルカ・ドンチッチがいずれもゲームハイとなる45得点11リバウンド13アシストのトリプルダブルに3スティール2ブロックの大爆発を見せた。さらに、マブスはトンプソンが29得点5リバウンド4アシスト2スティール、カイリー・アービングが21得点8アシスト、クエンティン・グライムズが14得点、PJ・ワシントンが13得点4リバウンド、ダニエル・ギャフォードが10得点9リバウンドと続いた。

 敗れたウォリアーズではアンドリュー・ウィギンズが29得点4アシスト、カリーが26得点5リバウンド10アシスト、ドレイモンド・グリーンが21得点7リバウンド4アシスト、ジョナサン・クミンガが20得点6アシストと4選手が20得点超えも勝ち切れず。

 注目は両チームの3ポイント成功数。マブスはトンプソンの7本、ドンチッチの6本、グライムズが4本決め、チーム全体で成功率51.2パーセント(21/41)。ウォリアーズもカリーの7本、ウィギンズとグリーンがそれぞれ5本を沈めるなどチーム全体で成功率50.0パーセント(27/54)と高確率で決め続けた。

 レギュラーシーズンで、両チーム合わせて3ポイント成功48本はNBA新記録。これまでの最多記録45本を3本も上回り、1試合における3ポイント成功数の記録を見事塗り替えた。

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