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復帰直後のエンビードが副鼻腔骨折…今季3度目のビッグスリー先発も無念の途中交代

復帰2戦目にして再び顔面を負傷骨折したエンビード [写真]=Getty Images
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 12月14日(現地時間12月13日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズジョエル・エンビードが、インディアナ・ペイサーズ戦(●107-121)で負傷交代し、副鼻腔骨折と診断された。

 エンビードは17分半の出場で12得点4リバウンド5アシストを記録していたが、前半終了間際にペイサーズのベネディクト・マサリンとディフェンスリバウンドを争っていたところでマサリンの腕が顔面に直撃。プレーが続くなかエンビードは床に倒れ込んだ。その後は顔を押さえながらフィラデルフィアのベンチに戻ったが、再びコートに戻ることはなかった。

 シクサーズのニック・ナースヘッドコーチは、試合後のエンビードの状態について検査中と伝えていたが、チームはその後、エンビードが副鼻腔骨折と診断され、再検査を受けると発表した。

 エンビードが今シーズン出場したのは23試合のうち6試合のみ。パリ2024オリンピックアメリカ代表でオールスターでもあるビッグマンにとっては、満足にプレーできない日々が続いている。

 オフシーズンにポール・ジョージが加入して以来、3本柱として期待されていたエンビード、ジョージ、タイリース・マクシーの“ビッグスリー”は、9日(同8日)のシカゴ・ブルズ戦で約1カ月ぶり2度目の先発出場。借金地獄からの巻き返しが期待されていたばかりだった。

 エンビードは、2022年のトロント・ラプターズとのプレーオフ中にパスカル・シアカムと衝突して眼窩骨を骨折したほか、2018年にはチームメートのマーケル・フルツと衝突して眼窩骨を骨折するなど、顔面に何度も怪我を負っている。

 エンビードは再びフェイスガードを装着してコートに立ち、チームを救うことができるだろうか。

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