12時間前

イースト4位のマジックに朗報…得点源パオロ・バンケロが待望の戦列復帰へ

復帰間近と報じられたバンケロ[写真]=Getty Images
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 今シーズンのオーランド・マジックは、開幕から38試合を終えて22勝16敗とし、イースタン・カンファレンス4位でプレーオフ出場圏内の好位置にいる。

 このチームは昨シーズンにイースト5位の47勝35敗を残し、4シーズンぶりのプレーオフ進出を飾ったとはいえ、昨シーズンは主力がほぼ全員70試合以上に出場と、健康体を維持していた。

 だが今シーズンは38試合を終えた時点でチームトップの平均29.0得点8.8リバウンドに5.6アシストを誇るパオロ・バンケロ(右腹斜筋断裂)が5試合、平均24.4得点5.6リバウンド5.7アシストを記録するフランツ・ワグナー(右腹斜筋断裂)も25試合、平均12.9得点4.9リバウンド1.4アシストを残していたモリッツ・ワグナー(左ヒザの前十字靭帯断裂)が30試合の出場にとどまっている。

 それでも、昨シーズンの同時期(21勝17敗)を上回る戦績を残しているのだから、チームとして成長を遂げているとともに、ディフェンシブ・レーティングでリーグ2位の106.3を残す堅守は際立っていると言えるだろう。

 そうした中、昨年11月から欠場が続いていたバンケロが、10日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦、あるいは翌11日のミルウォーキー・バックス戦で待望の復帰を飾る見込みと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報道。

 22歳の若手ビッグマンが9日の練習へフルメニューで参加したことで、チームはバンケロの出場ステータスをクエスチョナブル(Questionable=不確か)へアップグレードした。

 イースト4位のマジックは、3位のニューヨーク・ニックス(25勝13敗)と3.0ゲーム差であると同時に、9位にいるアトランタ・ホークス(19勝18敗)とは2.5ゲーム差しか離れておらず、激戦が続いているだけに、健康体を取り戻したバンケロの復帰は追い風になるかもしれない。

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