2025.05.29

過去70年間でNBA史上2番目の若さ…今季のサンダーが平均年齢25.56歳でファイナル進出

若いチームながらウェストを制したサンダー[写真]=Getty Images
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 オクラホマシティ・サンダーが、「NBAプレーオフ2025」でウェスタン・カンファレンスを勝ち上がり、「NBAファイナル2025」進出を決めた。

 ファーストラウンドでは第8シードのメンフィス・グリズリーズを4戦無敗のスウィープで突破。続くカンファレンス・セミファイナルでは第4シードのデンバー・ナゲッツを最終第7戦の末に4勝3敗で撃破。第6シードのミネソタ・ティンバーウルブズとのカンファレンス・ファイナルでは第3戦を落としたのみで、5月29日(現地時間28日、日付は以下同)に迎えた第5戦で圧勝(124-94)し、4勝1敗でシリーズに決着をつけた。

 シェイ・ギルジャス・アレクサンダージェイレン・ウィリアムズチェット・ホルムグレンを中心に、その周囲をルーゲンツ・ドートアイザイア・ハーテンシュタインアレックス・カルーソ、ケイソン・ウォーレスらが支えるチームは、31歳のカルーソと30歳のケンリッチ・ウィリアムズ以外はロスター全員が20代という若さを誇る。

 しかも、エイジェイ・ミッチェルとジェイリン・ウィリアムズの契約がチームオプションながら、サンダーは主要メンバーが来シーズンも契約下にあり、ケガのため今シーズンを全休したセルビア出身ガードのニコラ・トピッチが加わるため、さらに豪華戦力を有することが予想されている。

 そしてサンダーは過去70年間において、NBAファイナル進出を決めたなかで史上2番目となる平均25.56歳の若いチームとなった。今シーズンのサンダーを唯一上回るのは1976-77シーズンの王者ポートランド・トレイルブレイザーズの平均25.03歳となった。

 ウェストを12勝4敗で駆け上がったサンダーは、6月6日からスタートする「NBAファイナル2025」で、イースタン・カンファレンス・ファイナルの覇者(ニューヨーク・ニックスまたはインディアナ・ペイサーズ)と激突する。

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