2025.05.30

ウェスト決勝敗退で今季を終えたエドワーズ「この夏は猛練習する。誰よりもハードにね」

サンダー相手に奮闘したエドワーズ(左)[写真]=Getty Images
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 5月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ミネソタ・ティンバーウルブズは、敵地ペイコム・センターで迎えたオクラホマシティ・サンダーとの「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス・ファイナル第5戦で、ジュリアス・ランドルが先取点となる3ポイントシュートを沈めた。

 その後1分53秒間にわたって両チームはスコアできず、ウルブズが3点をリードしていたのだが、第1クォーター残り9分42秒でチェット・ホルムグレンが長距離砲を沈めて同点にすると、サンダーはホルムグレンのダンク、アイザイア・ハーテンシュタインのショット、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーのレイアップなどで11連続得点を奪い、そこからリードを許さずに124-94で圧勝。

 ウルブズはランドルが24得点5リバウンド3アシスト、アンソニー・エドワーズが19得点6リバウンド2アシスト、ナズ・リードテレンス・シャノンJr.がそれぞれ11得点こそ残すも、1勝4敗でシリーズ敗退となった。

 エースのエドワーズは「相手の方がいいチームだったということ。彼らが僕らに対してパンチを見舞い、倒したんだ。で、僕らは試合に負け、シリーズに敗れたんだ」とコメント。

 2年連続でカンファレンス・ファイナルまで駒を進めたウルブズだったが、昨年はダラス・マーベリックス相手に1勝4敗、今年もサンダーに1勝4敗と、いずれも5戦で終えることに。

 サンダーとのシリーズ。エドワーズは第2戦で32得点9リバウンド6アシストを奪い、第3戦では30得点9リバウンド6アシスト2スティールで勝利に貢献も、そのほかの3試合はいずれも20得点未満。

 シリーズ平均23.0得点7.4リバウンド4.6アシストに終わったとはいえ、23歳のシューティングガードはレギュラーシーズンで平均27.6得点5.7リバウンド4.5アシスト1.2スティールに加えて3ポイント成功率39.5パーセント(平均4.1本成功)を残し、リーグトップの320本を沈めた。

 3年連続でオールスターに選出され、2シーズン連続のオールNBAセカンドチーム入りは立派。エドワーズはレギュラーシーズンをウェスト6位の49勝33敗で終え、プレーオフでファーストラウンドとカンファレンス・セミファイナルを勝ち上がったチームを「今年の僕らはなかなか良かった。またもや(ゴールまで)少し足りなかっただけ。また来年やれるように努力していくさ」と評していた。

 そしてエドワーズは「この夏は猛練習する。誰よりもハードにね。それだけは言っておくよ」とも話していた。オフシーズンの猛特訓で、自身のゲームに磨きをかけ、新たな武器を加えて次のシーズンを迎えるエドワーズを楽しみに待ちたいところだ。

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