2025.05.27

ウルブズの猛追を振り切ったサンダーが第4戦に勝利…3勝1敗でファイナル進出に王手

プレーオフ自己最多の40得点を奪ったSGA[写真]=Getty Images
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 5月27日(現地時間26日、日付は以下同)。「NBAプレーオフ2025」ウェスタン・カンファレンス・ファイナルの第4戦がターゲット・センターで開催され、オクラホマシティ・サンダーミネソタ・ティンバーウルブズを128-126で下し、3勝1敗でシリーズ突破に王手をかけた。

 2連勝で迎えた25日の第3戦で、42点差の大敗(101-143)を喫していたサンダーは、前の試合で今シーズン最少の14得点に終わった“SGA”ことシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがプレーオフ自己最高の40得点に9リバウンド10アシスト、ジェイレン・ウィリアムズもプレーオフキャリアハイの34得点に5アシスト3スティールとオールスターデュオが大暴れ。

 さらにチェット・ホルムグレンが21得点7リバウンド3ブロック、アレックス・カルーソが10得点2スティールを残し、2012年以来初のNBAファイナル進出まであと1勝とした。

 試合は5点を追う展開で最終クォーターを迎えたウルブズがホームで猛追。何度も1ポゼッション差まで詰め寄り、残り7.2秒にナズ・リードのフリースロー2本で1点差に詰め寄る。その後ギルジャス・アレクサンダーのフリースロー2本で3点差となった。

 するとサンダーはカルーソがアンソニー・エドワーズへファウル。残り3.5秒の場面で1本目を沈めると、2本目をふわりと浮かせてオフェンシブ・リバウンドを狙うも、ギルジャス・アレクサンダーが跳び込んでルーズボールを奪ってボールを遠くへ投げると、残り0.3秒のスローインをウィリアムズが奪って勝負あり。

 ウルブズはエドワーズがフィールドゴール成功率38.5パーセント(5/13)で計16得点に4リバウンド6アシスト、ジュリアス・ランドルが同14.3パーセント(1/7)の計5得点に7リバウンド3アシストと得点源が執拗なディフェンスに苦戦し、両選手とも5本のターンオーバーを喫することに。

 その2人をカバーすべく、ウルブズはニキール・アレクサンダー・ウォーカーがチーム最多の23得点に4リバウンド6アシスト2スティール、ジェイデン・マクダニエルズが22得点4スティール、ドンテ・ディビンチェンゾが21得点5アシスト、ルディ・ゴベアが13得点9リバウンド、リードが11得点6リバウンドを残すも一歩及ばず。

 シリーズの舞台はサンダーのホーム、ペイコム・センターへ移し、29日に第5戦が行なわれる。サンダーがホームのファンの前でファイナル進出を決めるのか、それとも1勝3敗のウルブズがシリーズを引き延ばしてホームへ戻るのか、必見のゲームとなる。

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