
2025.05.29
インディアナ・ペイサーズは、2年連続でイースタン・カンファレンス・ファイナルまで勝ち上がり、現在はニューヨーク・ニックスとの「NBAプレーオフ2025」カンファレンス決勝を戦っていて、第3戦を終えて2勝1敗とリードしている。
5月26日(現地時間25日、日付は以下同)にホームのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われた第3戦こそ100-106で落とすも、28日の第4戦を勝ち切ることができれば、2000年を最後に遠ざかっているNBAファイナルまであと1勝となる。
ペイサーズにはオールスター選出経験を持つポイントガードのタイリース・ハリバートン、フォワードのパスカル・シアカムを擁するほか、アンドリュー・ネムハードやアーロン・ニスミス、オビ・トッピン、TJ・マッコネル、ベネディクト・マサリンといった選手たちが在籍し、層の厚いロスターを形成している。
そのチームで先発センターを務めるマイルズ・ターナーは、在籍10年目をプレーする211センチ113キロのビッグマン。29歳の男は今シーズンに平均30.2分15.6得点6.5リバウンド1.5アシスト2.0ブロックに加え、3ポイントシュート成功率39.6パーセントと平均2.2本成功でいずれもキャリアハイを更新。
プレーオフでも平均31.3分16.5得点5.5リバウンド1.5アシスト2.3ブロックにフィールドゴール成功率51.1パーセント、3ポイント成功率38.9パーセント(平均1.6本成功)と、チームに不可欠な存在として活躍を続けている。
来シーズン。ペイサーズはハリバートンとシアカムの巨額年俸に加えてネムハードの年俸が高騰。ニスミスやマッコネル、トッピン、マサリンらが契約下にいる一方、ターナーは契約満了となって今夏制限なしFA(フリーエージェント)となる。
ペイサーズは2005年を最後に、年俸総額がサラリーキャップを超過してラグジュアリータックス(贅沢税)を払っていない。そのため、即戦力ビッグマンとしてターナー獲得に動くチームもあるだろうが、『ESPN』はペイサーズがターナーをキープすることを望んでいると26日に報じている。
すでにレギュラーシーズン通算1412ブロックでフランチャイズ史上最多記録を誇るターナーは、今夏ペイサーズと再契約を結ぶことができるのか。現在進行中のイースト決勝に加え、今後の動向にも注目していきたい。
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