2025.05.25

ペイサーズのマイルズ・ターナーがプレーオフ通算ブロック数で球団史上3位に浮上

ターナーはペイサーズ一筋のビッグマン[写真]=Getty Images
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 5月24日(現地時間23日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは、敵地マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)でニューヨーク・ニックスとの「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦を114-109で制し、シリーズ戦績を2勝0敗とした。

 22日の初戦で第4クォーターに驚異的な追い上げで延長に持ち込んで白星を手にしたペイサーズはニックス相手に同点17度、リードチェンジ17度の激戦を繰り広げたものの、残り14.2秒に1点差まで詰め寄られてからアーロン・ニスミスのフリースロー2本で3点差をつけ、残り4.0秒にマイルズ・ターナーが貴重なディフェンシブ・リバウンドをもぎ取り、フリースロー2本を沈めて勝負あり。

 この日はパスカル・シアカムがゲームハイの39得点に5リバウンド3アシスト、ターナーが16得点3リバウンド2ブロック、タイリース・ハリバートンが14得点8リバウンド11アシスト2スティール、ニスミスとアンドリュー・ネムハードがそれぞれ12得点、TJ・マッコネルが10得点4アシストを記録。

 なお、この試合で2本のブロックショットを決めたターナーは、プレーオフ通算108ブロックに到達したことで、ロイ・ヒバート(106本)を抜いてフランチャイズ史上3位へ浮上。チーム在籍10年目のビッグマンの上にいるのは、通算119本のデイル・デイビス、通算120本のジャーメイン・オニールのみとなった。

 ペイサーズとニックスによるカンファレンス決勝は、舞台をMSGからペイサーズのホーム、ゲインブリッジ・フィールドハウスへ移して26日に第3戦、28日に第4戦が行われる。ペイサーズが2000年を最後に遠ざかっているNBAファイナルへたどり着くことができるのか、これから先のシリーズにも注目していきたい。

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