2025.05.27

今年のイースト決勝は最初の3戦でいずれも6点差以内で決着…1995年以降わずか6度目

ペイサーズのハリバートン(左)とニックスのブランソン(右)[写真]=Getty Images
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 5月26日(現地時間25日、日付は以下同)。「NBAプレーオフ2025」のイースタン・カンファレンス・ファイナルは、ニューヨーク・ニックスが敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスでインディアナ・ペイサーズを106-100で下し、シリーズ初勝利(1勝2敗)を手にした。

 ニックスは前半終盤に20点ビハインドをつけられながら巻き返し、第4クォーター途中からシーソーゲームの末に勝ち切り、2000年以来初のカンファレンス決勝で白星を奪い、28日のシリーズ第4戦で2連勝を狙う。

 今年のカンファレンス決勝は、第1戦をペイサーズが最終クォーターに驚異的な追い上げを見せ、延長の末に138-135で勝利。続く第2戦でも114-109でペイサーズが勝ち切った。

 ここまでこのシリーズはアウェーチームが全勝しているのだが、どの試合も6点差以内で決着がついている。1995年以降、カンファレンス・ファイナル最初の3試合で、いずれも6点差以内に終わったのはわずか6度目のこと。

 直近では2009年ウェスト決勝のロサンゼルス・レイカーズ対デンバー・ナゲッツ。その前では2007年のデトロイト・ピストンズ対クリーブランド・キャバリアーズ、1999年のニックス対ペイサーズ、1998年のシカゴ・ブルズ対ペイサーズ、1995年のオーランド・マジック対ペイサーズと、どれもイースト決勝で、ペイサーズはそのうち3度も経験しているのも興味深い。

 では今年のイースト決勝はここからどちらがNBAファイナルへ勝ち進むのか。28日のシリーズ第4戦でも、ニックスとペイサーズは激戦を繰り広げることだろう。

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