
2025.05.27
5月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスとインディアナ・ペイサーズによる「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナルは第3戦を迎え、ペイサーズのホーム、ゲインブリッジ・フィールドハウスで行われた。
ニックスはジョシュ・ハートをベンチスタートにし、24日の第2戦で6得点9リバウンド3ブロックを残した213センチ108キロのミッチェル・ロビンソンを先発起用し、ジェイレン・ブランソン、ミケル・ブリッジズ、OG・アヌノビー、カール・アンソニー・タウンズとともに送り出した。
第1クォーターでブランソンが11得点を奪い、ニックスは26-30とペイサーズに食らいつくも、続く第2クォーターでそのブランソンが3ファウルをコールされ、前半途中に4つ目になってプレータイムが制限されてしまう。
さらにニックスはタウンズも前半を終えて3ファウル。フィールドゴール成功率28.6パーセント(2/7)の計4得点と精彩を欠き、ペイサーズは前半残り6分を切ってから13連続得点で残り3分20秒に20点差(55-35)をつける。
その後ニックスはアヌノビーとハート、ブリッジズのショットで13点差に縮めて試合を折り返すと、第3クォーターでも踏ん張り、10点を追う展開で最終クォーターへ。
すると第4クォーターでタウンズが躍動。3ポイントを皮切りにドライブからレイアップ、フリースロー、スリー、ダンクと立て続けに点を取り、このクォーターだけで圧巻の20得点。残り6分6秒にパスカル・シアカムのショットで1点ビハインドを背負ったが、ニックスはタウンズのフリースロー2本とステップバックスリーで4点差へ広げた。
シアカムのフリースロー2本で残り1分37秒で同点に追いつかれたが、ニックスはブランソンのフローター、ハートのフリースロー2本で再び4点リードを手にすると、そこからペイサーズの追撃を振り切って106-100でシリーズ初勝利を飾った。
ニックスではタウンズが24得点15リバウンド、ブランソンが23得点とファウルトラブルで苦戦した両輪が活躍。さらにアヌノビーが16得点3ブロック、ブリッジズが15得点2スティール、マイルズ・マクブライドが9得点、ハートが8得点10リバウンド4アシスト、ロビンソンが6得点6リバウンド1スティール1ブロックをマーク。
敗れたペイサーズでは、タイリース・ハリバートンが20得点7アシスト3スティール、マイルズ・ターナーが19得点2ブロック、シアカムが17得点、TJ・マッコネルが12得点3アシストを残すも、ホームでシリーズ初黒星となった。
同点7度、リードチェンジ5度を記録した試合を勝ち切ったニックスだが、1勝2敗と劣勢なのは変わらず。そのため、28日の第4戦も勝利して2勝2敗に持ち込みたいところだ。
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